採用担当者コラム「就活への不安と焦り」
こんにちは。採用担当の千々岩です。
私が就職活動をしていた頃から、はや4年・・・当時を振り返ると、「漠然とした不安と焦り」、「悶々とした気持ち」との戦いであったように思えます。
4年前、テレビをつけると「今年も就職活動が解禁となり、〇〇万人の大学3年生が〇〇スタジアムを埋め尽くしました」というニュースが放送されており、それを私はパジャマ姿のまま見ていました。
「そもそも自分はどの会社に向いているんだろう」「行きたい企業は自分を採用してくれるのかな」という不安と焦りの気持ちの一方、企業の担当者に不快に思われることがないよう、就活ヘアーにし、黒いスーツを着て説明会に足繁く通うことに対して、「なんだかなぁ」という思いが自分の腰を重くしていたのです。
「やりたいこと」「できること」「企業が求めるもの」この三つが合致すれば、納得のいく就活は簡単なのだと思います。しかし、そんなに簡単にいくことはなく、結局は企業が求めるものに寄せて、自分のやりたいことを見つけ出し、自分のできることにお化粧をして、企業のESを書いている。そんな自分に対して「それって本当にやりたいことだっけ」と思い返し、ESの筆が進まない、、けれどもESの〆切は迫ってくる。そんな日々でした。
そのどうにも晴れない気持ちの中で私が行っていたのが「虚勢を張る」ということでした。
「自分に興味のない企業なんて、はなから相手にしない。自分は入れてもらうのではなく、その会社の発展のために入ってあげるんだ、なんなら自分がその企業を変えてやる!」という虚勢を張ることで、不安なメンタルを武装して、ESを書き、面接に赴きました。
今考えると、なんとも世間知らずな学生だったなと思います。しかし、当時はこの虚勢のおかげで、企業に寄せた志望理由ではなく、本当に自分がしたいこと、自分の好きなことにそった志望動機を書くことができ、また自信をもって面接にも挑めたように思えます。
今、就活で忙しくしている学生の皆さんは会社に入って何がしたいですか。
皆さんの就活がより良いものになりますよう、採用担当者として、就活をした先輩として応援しています。
また会社説明会では、こうした就職活動への不安に対する相談も受け付けております。
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