企業情報番組審議会だより
番組審議会だより(2022年2月)
令和4年2月24日開催
出席委員
植田委員 桑原委員 吉牟田委員 古川久美子委員 小柳委員 山口委員
審議番組
ミスターサガンと呼ばれた男
~高橋義希の18年~
2022年2月12日(土)17:00~17:30
番組概要
プロサッカー選手としてのスタートをサガン鳥栖できり18年におよぶサッカー選手の最後をサガン鳥栖で終えた髙橋義希。「ミスターサガン鳥栖」と呼ばれ、サポーターから愛された男が2021年12月4日、ユニホームを脱いだ。人生で一番悩んだという考えに考え抜いた末に出た答えは自分が「サガン鳥栖の高橋義希」だったということ。引退セレモニーで語った「サガン鳥栖の高橋義希で終われることを誇りに思う」という言葉にすべてが詰まっていた。
Jリーグ全57クラブの中でもっとも小さなホームタウン鳥栖市そこへ長野から18歳でやってきた青年は、何を感じたのか?そして18年間、この小さな街を、小さな地方クラブをどう見てきたのか?縁もゆかりもないこの場所をどうしてそこまで好きでいてくれたのか?髙橋義希にとって「サガン鳥栖」とは…?
選手としての役割を終えたいま、その18年を振り返りながら第2の人生をサガン鳥栖で新たにスタートさせる「ミスターサガン」の“いま”に密着する。
議事概要
事務局長より挨拶の後、番組プロデューサーである編成制作部の前田氏より企画概要が説明された。その後、番組を視聴し、桑原委員の議事進行により、参加各委員の意見の陳述、および質問が行われ、質問に対して番組プロデューサーから説明が行われた。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行った。最後に次回開催日時と審議対象について説明して閉会となった。
委員の意見概要
●佐賀に愛着をもっている事、佐賀のために貢献しようという思いが伝わった。
●子供たちへの指導などで勇気を与えたり、地域にすごく貢献されていると感じた。
●高橋義希さんの人柄、サガン鳥栖での歴史がよく描かれていた。
●チームが厳しいときの苦悩などをもっと知りたかった。
●なぜ鳥栖に魅力を感じ、鳥栖に関わろうと思ったのかを多角的に描いてほしかった。
●本人のインタビューだけだと掘り下げが足らないように感じたので、本人だけでなく
チームメイトや学生時代の同級生などの話も聞きたかった。
●インタビューシーンの構成がとてもよく、全体通して感動した。
●人生の引き際を考えさせられた番組だった。
●高橋義希さんに対する作り手の愛情が非常に伝わった。
●高橋さんの人柄などは伝わったが、サッカーを知らない人や一般人にどこまで響いたのかが疑問。
●サブタイトル含めたタイトルが少し弱い気がした。
●引退セレモニー後のスタジアム内の映像はよかった。
●SROという肩書で具体的に何をされるのか、ざっくりすぎてよくわからなかった。
●ディレクターの思いなど我々はこの場で話を聞くことができるので興味を持てるが、視聴者はそういったことをわからないまま視聴する。その辺をもう少しフォローが必要だったのでは。
●「高橋義希さんのことを皆さんはご存じですよね」という前提で制作された番組。まずは高橋さんのことを伝えた上での構成が当たり前じゃないのでしょうか。
●作り手が高橋さんの人柄や人となりを伝えたいのかもしれないが、そういったものは周囲の人からの話で浮かび上がらせるもの。その辺がよくわからなかった。
●全体的に経緯や前提がわからない。
●高橋義希さんの何を浮き彫りにして、何を伝えたかったのか、その辺が最後までわからなかったというのが一番の印象。
●字幕やテロップがよくわからないものが多かった。