企業情報番組審議会だより
番組審議会だより(2013年6月)
期日
平成25年6月13日
出席委員
新井委員長、今泉副委員長、田中委員、西依委員、諸隈委員、佐伯委員、井口委員、宮原委員、西田委員、大嶋委員
欠席委員
0名
審議番組
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番組名称 FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 河童の挑戦 ~ローカルから世界へ~
- 放送日時 5月25日(土曜) 15時00分~15時55分放送
議事概要
6月13日、第495回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組概要)
佐賀で制作、放送された「河童五代目」は地元に伝わる河童伝説をもとに妖怪のフィギュアを使ってストーリーが展開されるアニメーション番組です。制作の中心となったのは佐賀のミニシアター系の映画館、シアターシエマの運営会社の映写技師二人で、作品の脚本、撮影、CGなどほぼすべての作業を手掛けました。代表の芳賀英行さんは2007年に佐賀の古い映画館を借り上げ、シアターシエマを開業、映画館経営のかたわら、制作活動にも取り組んでいます。アニメーションはほとんどが大都市の制作会社で作られるなか、なぜ佐賀での制作にこだわるのか?香港で開かれたコンテンツマーケットに出品し、世界への発信に奮闘する芳賀さんの思いと姿を追います。 (広報資料より)
委員の意見概要
- 芳賀さんに続く人にスポットを当ててシリーズ化すれば佐賀で頑張っている若者の応援 になるし、デジタルコンテンツ制作の支援にもつながっていくと思う。
- 信念を持って頑張れば結果が出る、ということを佐賀の若者に訴えるような番組を今後も作ってほしい。
- メッセージ性が強い言葉にはスーパー処理をしてあったのがわかりやすくて良かった。
- BGが場面にふさわしく、メリハリがあった。
- ナレーターが良かった。
- 河童にコメントをさせるという発想は面白かった。
- 起点となる「河童五代目」を見ていない視聴者には、番組の起承転結がわかりにくかったのでは。「起」に相当する部分で「河童五代目」の説明をもっとすべきだった。
- 番組の流れをもっとわかりやすく整理すべきだった。
- 芳賀さんの人物像は本人にかかわる人の発言が多いので良く分かったが、本人が福岡出身でありながらなぜ、佐賀にこだわるのかという点をもっと掘り下げるべきだった。
- 芳賀さんとスタッフ間の葛藤や議論もあったはずで、そこをもっと知りたかった。