企業情報番組審議会だより
番組審議会だより(2011年4月)
期日
平成23年4月14日
出席委員
大原副委員長・井口委員・佐藤委員・西依委員・林委員・水上委員
欠席委員
新井委員長・今泉委員・富吉委員
審議番組
-
番組名称 第20回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品「日本人の忘れもの」
- 放送日時 4月9日(土)午後3時~3時55分放送
議事概要
4月14日、第473回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
戦後60年余、日本人は平和と豊かさを享受しています。しかし先の大戦で唯一の地上戦があった沖縄などの戦地にはまだ多くの遺骨が残されたままになっています。また戦没者の遺品の多くが遺族のもとにたどり着かないままです。遺族の高齢化と直面しながら戦没者の遺骨や遺品の返還に努めている佐賀県のNPO法人「戦没者追悼と平和の会」代表の塩川正隆さんの活動を通して、日本人が忘れてきたものを今一度見つめ直します。 (広報資料より)
委員の意見概要
- いいタイトルの番組で、いろいろ考えさせられる重い番組だった。
- 遺骨収集作業と戦時葉書が遺族に届くまでの2つの番組を見た感じだった。葉書の部分にひきつけられて前半の遺骨収集の話を忘れ去るほどだった。
- 音楽が、見る者の感情をあおり、泣けと言われているようだった。
- 塩川さんなのか葉書なのか重点の置き方が微妙だった。
- メッセージ性のある番組でどんどん引き込まれた。
- 導入部分は違和感があったが全体的には違和感のないいい構成の番組だった。
- 遺骨がなぜ放置されたままなのか理解できないまま終わった。
- 遺骨収集ボランティアに参加していた若い女性たちの考えを聞きたかった。
- 日本人の忘れもの、の内容が見る人によっていろいろな捉え方があろう。
- すばらしい素材を取り扱っているのに取材映像を削る勇気が足りなかった。