ライフ
life
離乳食のすすめ方を学ぼう!
赤ちゃんが生後5~6か月頃になると始めるのが「離乳食」。特に初めての子育てとなると、離乳食について分からないこともたくさんあると思います。今回は離乳食のすすめ方を佐賀市保健福祉部健康づくり課 管理栄養士の倉上典子さんに教えて頂きます。
離乳食とは
離乳食の役割
- 母乳や育児用ミルクでは足りなくなるエネルギーと栄養素を補う
- 「食べること」への練習
母乳やミルクを「飲むこと」から「かんで食べる食事」へ移行することで食べたものを消化・吸収する体の機能が発達します - 生活リズムを作る
時間を決め 規則的に食事をとる事で生活リズムが整ってきます - 食べる楽しさを知る
食材の形状・固さの目安
離乳初期メニュー「とろとろにんじん」
作り方
- にんじんは皮を厚めにむく
- にんじん・水を耐熱容器に入れ ふんわりとラップをかけ600wの電子レンジで3分加熱する
- にんじんが熱いうちに裏ごしする(離乳食キット使用)
- 湯冷ましを少しずつ加え ペースト状にする
離乳中期メニュー「鶏ささみとブロッコリーのおかゆ」
作り方
- 耐熱容器にごはんと水を入れてほぐし ふんわりラップをして600wの電子レンジで4分加熱する
- ラップをしっかりつけなおし 5分ほど蒸らす
- すりばちで少し粒が残る程度にすりつぶし 湯冷ましを加えてかたさを調整する
- 鶏ささみ肉はおろし金ですりおろす
ポイント:鶏ささみ肉は冷凍してすりおろせば簡単に細かくできる! - ブロッコリー(穂先)を細かくきざむ
- 耐熱容器に鶏ささみ肉・ブロッコリー・水(大さじ1)を加え 全体を軽く混ぜる
- ふんわりラップをして600wの電子レンジで2分加熱する
- 加熱した材料を粥に入れて混ぜる
彩りとして、にんじんペーストをそえてもgood♪
離乳中期は1日2回食で食事のリズムを付けていく時期。いろいろな味や舌触りを楽しめるよう食べられる食材の種類を増やしましょう。
また、赤ちゃんが上手にごっくんできないときは、焦らずに離乳初期のメニューを続けてください。
はちみつは1歳を過ぎてから!
1歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べることによって「乳児ボツリヌス症」にかかる場合があります。
ボツリヌス菌は熱に強く、通常の加熱や調理では死滅しません。1歳未満の赤ちゃんには、はちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしてください。
ボツリヌス菌は熱に強く、通常の加熱や調理では死滅しません。1歳未満の赤ちゃんには、はちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしてください。
|
|
RECOMMEND