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2021.10.25

離乳食のワンポイントアドバイス!

離乳食作りについて、佐賀市保健福祉部健康づくり課 管理栄養士の江口晶紀子さんにワンポイントアドバイスを頂きます。

離乳食で使える魚について

魚を離乳食に使用する時は、骨や皮が入らないように注意しましょう。刺身用の魚を使うと便利です。
離乳食に使う魚のタイミング
  • 離乳初期・中期…白身魚(タイ・イサキなど)
  • 離乳後期(9ヵ月~)…赤身魚(マグロ・カツオなど)
  • 離乳完了期(12ヵ月~)…青皮魚(アジ・イワシ・サバなど)

離乳後期から気を付けて取りたい「鉄分」

赤ちゃんは、お母さんからもらった鉄分を蓄えて生まれてきます。しかし、成長とともに蓄えられた鉄分が少なくなるため、食品から補うことが必要になってきます。
離乳後期は、赤身魚や赤身肉、レバーなど鉄分を多く含んだ食材が使えるようになります。

離乳初期から使えるほうれん草や小松菜の葉先、離乳中期から使える納豆にも鉄分が多く含まれているので積極的に取り入れましょう。
他にも育児用ミルクや、鉄分・カルシウム・ビタミンDが母乳より多く含まれているフォローアップミルク(9ヵ月以降~)を料理に使用してもOKです。

離乳後期のおすすめメニュー・小松菜入りハンバーグ

材料

牛ひき肉(赤身) 15g/木綿豆腐 10g
小松菜 5g/粉チーズ 1g
片栗粉 1g/油 1g

  • 木綿豆腐は電子レンジで加熱し 水きりする
  • 小松菜は葉先をゆでてみじん切りにする
  • 木綿豆腐をボウルにいれてつぶす
  • 粉チーズ・片栗粉を入れ 一度軽くまぜる
  • 牛ひき肉・小松菜を入れ しっかりとまぜる
    ポイント:鶏ひき肉や豚ひき肉を使用してもOK!
  • 食べやすい大きさにまとめる(2~3個程度)
  • 熱したフライパンに油をひき ハンバーグの両面を焼く
    ポイント:しっかりと火を通すため 側面も焼く
お肉と一緒に野菜も採れて栄養満点♪赤ちゃんも喜んで食べてくれそうですね。

今回は鉄分について触れましたが、栄養素は体の中でお互いに協力し合って働いています。どれかひとつの栄養素をたくさんとってもうまく働けません。ひとつの食品に偏らない様、無理のない範囲でさまざまな食品を取り入れてください。食べられる食材が増えてきたら、赤ちゃんの味の体験も広がりますよ♪
また、赤ちゃんの食欲を促すためには、何よりも「楽しい食卓を作る事」が大切です。家族で楽しい食事をすることを心がけましょう。

食事のリズムについて

「赤ちゃんの食事のリズムがうまく作れない…」と悩んでいる方も多いかと思います。
そんな時は、一つの方法として、遊びの時間のあとに離乳食タイムにすると「空腹→しっかり食べる」という好循環ができやすいそうです。
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