吉住委員長　竹井委員　桑原委員　吉牟田委員　古川久美子委員　小柳委員　山口委員

かちかちＰｒｅｓｓ「おかず＋１らいぶ」特別編　「おうちごはん」コーナー

放送日　2020年７月1日（金）、７月１０日（金　）かちかちＰｒｅｓｓ内

佐賀県より当社営業部を通じて編成制作部に標記企画の原案にあたる協力依頼が５月にありました。その概要は、「コロナ禍によって佐賀県産の野菜や肉などの食品類が中央の消費減退により深刻な販売不振に陥っているので県産品を県内で実売に結び付けるような企画を実施するのでかちかちＰｒｅｓｓに手伝って欲しい」というものでした。

　これを受けて編成制作部では、県の企画趣旨については佐賀県唯一の民放局として、地域貢献の一環として協力すべきものと判断しました。実際には通常毎週金曜日に放送している「おかず＋１らいぶ」を改変し、県内有名シェフに、おうちで調理できる県産品使用料理の実演をＶＴＲ構成で収録放送し、コーナーのスタジオ部分では実際にスタッフがレシピ通りに料理を作り、スタジオ出演者に試食してもらうという形としました。

事務局長よりあいさつの後、新任の番組審議会委員の桑原氏、山口氏より着任の挨拶があった。次に本日の審議対象番組について事務局長より案内をし、編成制作部前田シニアマネージャーよりコーナーを作るに至った経緯の説明があり、ディレクターを務めたエスプロジェクト龍ディレクターから、取材にあたって留意した事や試行錯誤した内容について説明された。その後コーナーの２日分を視聴した。番組視聴後、吉住委員長の議事進行により、参加各委員より意見の陳述、および質問が行われ、質問に対してサガテレビ側からから回答がなされた。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行った。最後に事務局から次回開催日時と審議対象番組について説明して閉会となった。

●サガテレビの番組作りに大学の先生などによるアドバイザーグループを作ったらどうか。

●画面のコーナーを示すテロップの表示が小さかったのでもう少し大きくしてほしかった。

●有名シェフがどんな料理を教えてくれるのか期待してみていた。オイルサーディンの使い方なども参考になった。

●調味料の分量がグラム表示だったが、実際にはいちいち量って入れたりはしないので量の表示は大さじ小さじ何杯などの表示でないと不便だと思った。

●スタジオで試食のシーンがあったが、あそこでもう一度レシピを表示したほうがよかった。

●もっと器についても取り上げるべきではなかったかと思った。

●全体としてはよくできているとは思ったが、どういう切り口でこのコーナーが評価されていくのか疑問に思った。

●飲食業など外で食べる業界も苦しんでいるので今度はそういう切り口で感染予防対策している飲食店の番組を作ってほしいと思った。

●食材は何処で取れたかとか生産者を出すとかいう部分もあってよかった。

●どこで買えるのかなどももう少し丁寧に表現すべきだった。

●全体的には素敵に仕上がっているコーナーであった。継続して取り組んでほしいテーマであった。