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2022.03.29

まるで写真!?超リアルな絵を描く方が話題!

もとは素人!リアルな絵を描く方に密着

広告や看板を制作している会社に勤めている、ここまるさん。描くのは色鉛筆で書いた緻密な絵。
ここまるさんが描いた「猫」
特に目の部分は写真のようにそっくりです。
「カブトムシ」
産毛の一本一本まで細かく描写。さらに光の当たり具合もリアルに表現されています。
緻密な絵を描かれる「ここまるさん」とは、いったいどんな方なのでしょうか?
今の仕事は絵と全然関係なく、パソコンでデザインなどをしています。
描く仕事はしておらず、学生時代はサッカー部で文科系でもありませんでした。
絵を習った経験ナシ!
なぜこういった緻密な色鉛筆画を描くようになったのでしょうか?
たまたま5年くらい前にインターネットでリアルな絵を見て、それで自分も描いてみようかなと思ったのがきっかけ。

最初はあまり描けなかったそうですが、少しずつ試行錯誤しながら上手になってきました。
見よう見まねで描いてみて少し描けたので、他の方の絵を見て練習しようかなと思い、独学で描いていったそうです。

実際にどのように絵を描いているのか、ご自宅にあるアトリエにお邪魔しました。

仕事が終わって夜はアトリエでずっと描いているそうです。

使用する道具は

  • 色鉛筆(120色)
  • パンパステル(広範囲を塗れる色材)

インターネットで写真を見ながら細かいところは拡大して少しずつ描いています。
絵によって違いますが 1作品で40~50時間 はかかるそうです。
簡単なものだと1~2時間で描けます。

実際にどうやってリアルな絵を描いているのか?
1~2時間で描ける、ミニトマトを描く作業を見せてもらいました。

ここまる式
色鉛筆の描き方①

色鉛筆でモノの輪郭を描き、その中をパンパステルで塗る

パンパステルは消すことができるので輪郭付近を広範囲に塗るのにオススメ!

ここまる式
色鉛筆画の描き方➁

色鉛筆で筆圧を駆使して濃淡を出していく

ここまる式
色鉛筆画の描き方③

違う色を重ね 色のメリハリを出す

薄い色から描いて濃い色を足していくのがポイント!
ここまる画「ミニトマト」 制作時間 約1時間

これでまだ完成ではないそうなんですが、見事に写実的なミニトマトが描かれました。色鉛筆の種類、そして筆圧だけでグラデーション、つまり色合いを表現しているんです。

こういった独自の技法を使っていろんなリアルな絵を描いている、ここまるさん。その作品がSNSで話題になり、現在はツイッターやインスタグラム、ユーチューブでも活動。

さらに、2021年11月には独自の描き方を公開した本も発売しました。
「超絶リアルな色鉛筆画のテクニック」ここまる著 1980円
「精密な絵は時間をかけてゆっくり描けば誰でも描けます。犬・猫を飼われてたり、お孫さんや子どもさんがいる方は、ぜひ色鉛筆画に挑戦してもらいたいと思います。自分で描いて思い出に残すというのもまた、写真と違っていいのかなと思います」と、ここまるさんは仰っていました。
「ミランバくん」

ここまるさんが番組宛にプレゼントを用意してくださいました!
リアルな絵でミランバくんのふわふわした肌触りが見てわかります。
2022年11月にここまるさんが出版した本には、ここまるさんの描き方などを載せています。やってみたいと思った方は参考にされてみてはいかがでしょうか?

【2022年3月1日放送 かちかちPress これって、ニューっす!より】
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