長崎ちゃんぽんを全国的に展開!「リンガーハット」の工場へ潜入!
リンガーハットの工場は全国に3つ!その中の1つが佐賀県吉野ヶ里町に
たっぷりの野菜!そして、ぷりっぷりの麺!
長崎県で創業した長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」。
佐賀県内には13店舗。そして、世界に600店舗も展開。
実は、リンガーハットの工場は全国に3つあり、その中の1つが佐賀県吉野ヶ里町にあるんです!
佐賀工場(吉野ヶ里町)
創業開始1983年
リンガーハット佐賀工場の玄関は、長崎の観光名所「眼鏡橋」をモチーフに作られています。
早速、工場に潜入!
こちらはリンガーハット向けのキャベツの加工をしている場所です。
時期によって産地を変えている
春の時期はすごく柔らかくて美味しいキャベツ!
くるくる回っている機械で、水気を遠心力で切ります。
実はこの機械、社内で作っているんです!
必要な設備は開発しています。
3キロに計量され、異物の最終検査をクリアすれば店舗へ運ばれます。
シャキシャキ食感の秘密
生鮮食品はその日にカットし、その日にお店で使っています。
佐賀工場で加工されるキャベツは 1日4000玉!
佐賀県民1人あたりの年間消費量が約7玉なので、500人が1年で食べる量を1日位で加工!
こちらの工場では、「とんかつ濱かつ」のキャベツも加工しているそうです。
角切りは、キャベツの柔らかい部分だけを手作業でカットします。
千切りと角切りは使用している部位が違うんです!
麺も新鮮さが命
生地作りから冷凍までを1つのラインで素早く行います。
生地作り
工場では生地から作られています。小麦粉やかん水などを混ぜて団子状にしたものを、ローラーで薄くのばします。
モチモチ食感の秘密
圧力を変えながら生地を薄くのばしていきます。
重要なポイントは、数段階に分けてを圧力を加えて生地を薄くしていく工程です。
均等にカットされて茹でられた麺は1食分に包装されますが、こちらの巨大な冷凍庫のトンネルを25分かけて通り、カッチカチに冷凍することで、新鮮さ・もちもち食感をキープした麺に仕上がるんだそうです。
先ほどのキャベツを洗浄にかけて細かくカットしていくんですが…
まるで雪のようにふんわり!これが食感に活きてくるんだそうです。
カットされた野菜はお肉とねり合わせ、皮で包んでいきます
ぎょうざの成型器
1つ1つのサイズに機械で打ち抜いて具材と合わせて包んで商品に!
まさにSDGs!
余ったギョウザの皮は、練り直しぎょうざの皮として使用します。
この工場だけで月に300万個も作るそうなので、1回の工程で余った皮を捨ててしまうと大量のフードロスが発生してしまいます
無駄のない食材の使い方を、日々考えながら試行錯誤しているそう。工場潜入しないと知れなかった努力でした。
【2022年4月14日放送 かちかちPress 工場walkerより】