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2022.04.19

長崎ちゃんぽんを全国的に展開!「リンガーハット」の工場へ潜入!

リンガーハットの工場は全国に3つ!その中の1つが佐賀県吉野ヶ里町に

たっぷりの野菜!そして、ぷりっぷりの麺!
長崎県で創業した長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」。
佐賀県内には13店舗。そして、世界に600店舗も展開。
実は、リンガーハットの工場は全国に3つあり、その中の1つが佐賀県吉野ヶ里町にあるんです!

佐賀工場(吉野ヶ里町)

創業開始1983年
リンガーハット佐賀工場の玄関は、長崎の観光名所「眼鏡橋」をモチーフに作られています。

 

早速、工場に潜入!

ちゃんぽんに使用されるキャベツの加工

こちらはリンガーハット向けのキャベツの加工をしている場所です。
時期によって産地を変えている

春の時期はすごく柔らかくて美味しいキャベツ!

2玉同時に芯抜きをし…

食べやすい大きさにカット
綺麗に洗浄、殺菌したあとは…

くるくる回っている機械で、水気を遠心力で切ります。

 

実はこの機械、社内で作っているんです!
必要な設備は開発しています。

3キロに計量され、異物の最終検査をクリアすれば店舗へ運ばれます。
シャキシャキ食感の秘密

生鮮食品はその日にカットし、その日にお店で使っています。

佐賀工場で加工されるキャベツは 1日4000玉!

佐賀県民1人あたりの年間消費量が約7玉なので、500人が1年で食べる量を1日位で加工!

とんかつ濱かつのキャベツを加工

こちらの工場では、「とんかつ濱かつ」のキャベツも加工しているそうです。
とんかつ濱かつのキャベツを加工しているライン
千切りは、カット機で0.7ミリにカットされます。

角切りは、キャベツの柔らかい部分だけを手作業でカットします。

千切りと角切りは使用している部位が違うんです!

リンガーハットのぷりっぷりの麺

キャベツの次は、あの、ぷりっぷりの麺
麺も新鮮さが命

生地作りから冷凍までを1つのラインで素早く行います。

生地作り

工場では生地から作られています。小麦粉やかん水などを混ぜて団子状にしたものを、ローラーで薄くのばします。

モチモチ食感の秘密

圧力を変えながら生地を薄くのばしていきます。

重要なポイントは、数段階に分けてを圧力を加えて生地を薄くしていく工程です。
均等にカットされて茹でられた麺は1食分に包装されますが、こちらの巨大な冷凍庫のトンネルを25分かけて通り、カッチカチに冷凍することで、新鮮さ・もちもち食感をキープした麺に仕上がるんだそうです。

リンガーハットのぎょうざ

お次はぎょうざの製造ラインへ!

先ほどのキャベツを洗浄にかけて細かくカットしていくんですが…
まるで雪のようにふんわり!これが食感に活きてくるんだそうです。
カットされた野菜はお肉とねり合わせ、皮で包んでいきます
ぎょうざの成型器

1つ1つのサイズに機械で打ち抜いて具材と合わせて包んで商品に!

まさにSDGs!

余ったギョウザの皮は、練り直しぎょうざの皮として使用します。

この工場だけで月に300万個も作るそうなので、1回の工程で余った皮を捨ててしまうと大量のフードロスが発生してしまいます

 

無駄のない食材の使い方を、日々考えながら試行錯誤しているそう。工場潜入しないと知れなかった努力でした。

【2022年4月14日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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