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2022.05.18

体の負担が少なくなる!?抱っこひもの使い方

赤ちゃんがいるお母さん、お父さんたちにとって必須アイテムの抱っこひも。お出かけの時など便利でいいんですが、抱っこしたあとに腰が痛くなったり、ドット疲れがきたり・・・。今回は、いつも使用している抱っこひもの使い方を少し変えるだけで、体の負担が少なくなる使い方を習ってきました!

お邪魔したのは、女性の心と体の健康のために様々なプロジェクトを行っている、佐賀市水ケ江にある「NPO法人 poco a bocco(ポコアボッコ)」です。

教えてくれるのは、赤ちゃん訪問を中心に仕事を行う助産師の貞松奈緒さん。
poco a bocco で産前産後ケアや楽しい抱っこ講座なども行っています。

バックル式抱っこひもを使っていると、肩や腰に負担がかかって体が疲れることも・・・。
今回はこのバックル式抱っこひもを、体に負担が少ないように使える方法を教えていただきました。

赤ちゃんの姿勢

ポイント
  • 抱っこひもを使用する時も、使用せずに素手で抱っこする時も赤ちゃんの足がM字になるようにする
  • 赤ちゃんの両手は上にあげる(赤ちゃんにとっても負担は少ない)

この姿勢を抱っこひもの中でもとってあげるのが、抱っこひもを使う上で大事なことです。

パパ&ママの体の負担が少なくなる使い方

ウエストベルト

おへそよりも上の、腰の一番細い位置につけて、ベルトの上部を押しても動かないようにする。

上から押しても動かないくらいしっかりつけると、赤ちゃんの重みでも、ベルトが下がりにくくなります。

背当てを赤ちゃんに沿わせて、ショルダーベルトの付け根を上にグイグイっとひっぱります。
ショルダーベルトを背中でクロスする

赤ちゃんのお尻とカバーの間に手を入れ、姿勢を整えると安定するので、赤ちゃんも体勢が取りやすくなります。

 

さらに抱っこした時、“赤ちゃんのおでこにキスができる高さ”にすると、重みも減り軽く感じやすくなります。

実際にやってみると…

「手を放しても良いくらい、本当に安定しているし、体の負担がとても少ない!」

どれだけ密着して抱っこできるか、というところは大事です。
密着していると赤ちゃんも抱きつく姿勢がとれるので、負担も軽くなってくるし、抱っこしている方も「かわいい」という気持ちになれます。

夫婦で抱っこひもを使い回す時

抱っこひもは、使う人の体格に合わせるのがポイントです!
女性の場合

ショルダーベルトを背中でクロスにする使い方

男性の場合

通常の使い方がおすすめですが、チェストベルトを下げると、より安定します。

ポイント! チェストベルトを下げる


背中部分についているチェストベルトを下げると、男性の方も体に負担をかけることなく、抱っこすることができます。
 

バックルチェストベルトを下げることで、赤ちゃんの重心が少し上にあがります。
正しく抱っこひもを使うと、使う人も疲れにくくなって肩こりや腰痛など減ると思いますし、「かわいい」という気持ちも湧いてくるので、より愛しく感じられ、より楽しく抱っこできます♪

そして今 こういった抱っこひもも人気なんです!

この“リングスリング”は、体格を選ばないのでお父さんたちも使え、リングで調節できるので楽なんです!
背中全体に広がるので赤ちゃんも安定して抱っこできます。
“sun&beach(サン&ビーチ)”は、日本企業が日本人女性のために作った抱っこひも。
シンプルで使いやすく、コンパクトなので今、お母さんたちに人気です。こちらもお父さんと使えるフリーサイズになっています。

そして今回、抱っこひもの使い方を教えて頂いて貞松さんが、5/18(水)と6/13(月)にオンライン相談を行います。
子育てやご自身のことなどアドバイスを受けることが出来ます。
また、相談内容にあった専門家と話が出来ますので、気になる方はチェックしてみてください。

【2022年5月16日 かちかちPress こそだてハグミィより】
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