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グルメ

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2022.05.29

常においしさを研究 陶芸家が作るうどん「麺工房こうき 多久本店」

多久市物産館内にあるうどんを中心とした食堂「麺工房こうき 多久本店」

店内は広々としており、お座敷もあります。
でも、ただのうどん屋さんじゃないんです!
陶芸家がつくるうどん店

店主の早田さんは陶芸家なんです。10年ほど陶芸の修行を積んだのち、陶芸と食をつなげたいと、うどんの基礎が学べる香川県の「うどん学校」へ。その後、佐賀で2年半ほど修行を積み、2012年にお店を開きました。

店内には早田さんの作品展示もしています。

お店のこだわりは 研究を重ねた自家製麺とスープ

巨大ごぼう天うどん 600円

人気No.1!
何か佐賀県で1番になろうと県内最大を目指す、巨大なごぼう天が入っています。

もちろん、この器は早田さん作!
スープに使う食材は こだわりの食材をたくさん

優しくて、まあるい味ですが芯のあるスープは、北海道産の高級食材利尻昆布、長崎県産のいりこ、風味豊かなしいたけを始め、ウルメ節(ウルメイワシ)・カツオ節・ムロ節(ムロアジ)・サバ節・アゴ節(トビウオ)など、できるだけ九州産の天然素材を使用。さらに佐賀県産のしょうゆも使っています。最近は変わり種で少しですが黒糖も入れているそうです。研究を重ねて今の味があります。

大きなごぼう天

ごぼう天は、しっかりごぼうの土の香りがしており、青森県産のゴボウを使っています。(※九州産などのゴボウを使うこともあります)香りも良く、大きさも結構大きいです。

自家製麵

九州産の小麦粉と長崎県産の塩を使った自家製麵はモチモチ!コシがあるのにふわふわな感じも。理由はタピオカ粉を入れているから!最近ではお酢も少し入れており、ツヤツヤともちもち感を出すためにはどうしたらよいか、今はこの麺がベストな状態ですが、もっと良い食材が出れば進化するかもしれないという、常に止まらない研究があります。


肉みそうどん 700円

多久の孔子みそを使った肉みそうどん

肉みそ・キャベツ・麺を一緒に…!
うどんのツルツルとしたのどごしの良さともちもちとした感じに、野菜の歯ごたえがシャキシャキで、そこにまろやかな風味のお味噌とお肉がまた合います。

孔子みそ

JAの婦人部の方が作られている多久産の青大豆を使った味噌

地元をPRしたいと思い使ったとのこと。まさに地産地消の食材です。

肉みそといってもミンチではなく、お肉がちゃんと入っており、孔子みそ・合わせみそ・コチュジャンなど7種類ぐらいをブレンドして作っています。コチュジャンが入っているのでちょっと中華っぽい風味がします。塩味がとがっておらず、とてもまろやかです。
理由は、お店で提供している佐賀牛ステーキをつくるときに出る牛脂を使って具材を炒めているから!
店主の早田さんは「陶芸と料理も『ものづくり』というところがすごく似ていて、化学変化で色々と起きるのが面白くてずっとやっているんですが、陶芸と料理に関しても、もっともっとおいしいもの、不思議なものを作っていきたいなと、ずっと研究しようかなと思います」と仰っていました。

麵工房こうき 多久本店

住所:多久市多久町1837-1(多久市物産館朋来庵内)
営業時間
【朝の部】11:00~15:00※材料がなくなり次第終了
【夜の部】18:00~21:00※要予約
定休日:火曜日
TEL:0952‐74‐2066

「手打ちうどん教室」や「陶芸教室」も開催しているそうなので、詳しくはお電話でお問い合わせいただくか、ホームページをご覧ください!

【2022年5月25日放送 かちかちPress しずるんグルメより】
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