2021年5月
番組審議会だより(2021年5月)
令和3年5月27日開催
出席委員
吉住委員長 中村副委員長 竹井委員 桑原委員 吉牟田委員 古川久美子委員 小柳委員
審議番組
かちかちPress
ニュース企画「災害~私の記憶」
<サガテレビ放送日>
3月10日(水)『3.11きっかけに・・・防災士が語る災害遺産とは』
4月14日(水)『真夜中に襲った“有田川の大洪水”』
4月28日(水)『唐津市相知町 土石流が襲った村』
5月26日(水)『神埼市神埼町 堤防決壊銘肝碑』
番組概要
2019年8月の佐賀豪雨災害の教訓を伝えていこうと2020年1月にスタートしたシリーズです。最近では、過去の災害を今に伝える石碑などの災害遺産をもとに、災害の歴史の掘り起こしにも力を入れていて、県民に災害への意識を高めてもらおうと月に2回程度のペースで水曜日に放送しています。
議事概要
事務局長よりあいさつの後、報道部部長の鶴丸氏より企画概要が説明された。その後、番組を視聴し、吉住委員長の議事進行により、参加各委員の意見の陳述、および質問が行われ、質問に対して報道部部長からの説明が行われた。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行った。最後に次回開催日時と審議対象について説明して閉会となった。
委員の意見概要
●地域の中でのコミュニケーションを大事にしながら過去の記録、記憶を語り継ごうとする姿に非常に感銘を受けた。
●一般の方に災害の記録や体験といった想いを伝えるためには非常に意義のある企画。
●こういった企画をニュースの一部でさらっと放送するのはもったいない。ぜひ学生さんたちに見て欲しい。
●アナウンサーの語り口調が聞き取りやすく好感が持てる。
●構成がわかりやすく見やすい。もっと様々な地区のもの・ことを見たい、知りたいと思えた。
●地域の人々の防災意識を高めるために今後も継続してほしい。もっと言えば、そういった番組を制作してほしい。
●避難などの体験、経験を伝える上で地理や地形がわかるような地図などを用いられていなかったのが残念。
●今回の審議対象以外の過去の関連ニュース企画を見たいと思いネットで探したが出てこなかった。今の時代を考えると、まとめた形で視聴できるようにネットに上げるべきでは。防災の観点からもまとめるべき。
●このような企画を定期的に放送されていることに敬意を表したい。
●一つ一つの企画でみても中身が濃いものが多かったので、もっと深堀し、分割させてでも見せた方がよかったのでは。
●ニュースを伝える側・報道機関として、石碑などの災害遺産のように後世に残し伝えていく役割を果たすのはもちろんだが、それをどう活用していくかを考えていただければ。
●映像ならではのオーラル・ヒストリーは非常に説得力があり大事だと感じた。
●とにかく続けることが重要なので、息の長い企画にしてほしい。
●ニュース企画としては非常にいいが、作り方として災害の怖さ、被害の大きさがメインとなってしまっている。緩急をつけたり、人の感情にスポットをあてたりなどしていけば、もっと見た人の記憶に残りそう。
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