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2022.09.05

お茶を手紙のように送る?佐賀の魅力をもっと!「SAGAローカリストアカデミー」

テーマは「佐賀の新たな魅力を知る SAGAローカリストアカデミー
佐賀20市町それぞれに素敵な地域な魅力があります。地域の魅力をさらに盛り上げていくために、地域づくりをされている方がいらっしゃいます。その地域づくりをされている方の高齢化が問題。そこで佐賀県は若い世代に地域づくりに興味をもってもらうため、自分たちも実際に行動してみようというきっかけを作るために「SAGAローカリストアカデミー」が誕生しました。

【SAGAローカリスト】=地域づくりに挑む人
ローカリストと交流して、そのあとに実際に地域づくり活動を行うことができるイベント。

ローカリストの人に会いに行きました

うれしの茶交流会 チャオシル

嬉野市嬉野町

うれしの茶

独特の丸みを帯びた形状から 玉緑茶とよばれる
旨味や香りが強いという特徴を持つ

茶農家でローカリストの「三根 孝之さん」

若手茶農家の新たな取り組み

グリーンレタープロジェクト

「大切な人に贈りたくなる」をコンセプトに
お茶と手紙を合体 手軽にポストに投函できる

若手の生産者16人とともにやっているうれしの茶の普及活動

始めたきっかけ

お茶の需要が減少傾向の中、入れ方教室など策を講じるが、目に見えた需要増につながらなかった。
「今までと違った切り口でPRを」「贈れば飲んでもらえるのでは」という考えから始まりました。

パッケージは嬉野の子どもたちが描いたイラストなんです!
生産者16人分のそれぞれの絵柄があるそうです。
Green Letter【お茶3種と郵送パッケージ】セット 1080円(税込)

若手農家16人それぞれが作る一煎パックがランダムに3種類
これを2つに折るだけで、あとは送り先などを書くだけで贈れます。

パッケージごとにお茶農家さんが違って、お茶のおすすめの温度や、蒸らす時間などが書かれているそうです。

反響は

お茶っぽくないということから、若い人からご年配の方まで「これ何?」といった形で寄ってきてくれて、実際に趣旨を説明すると「いいね!」ということで、買って贈ってくださっているそうです。

「お茶っぽくない」といことがウリだったので、そのような言葉が嬉しいそうです。

うれしの茶の需要拡大のために始めた「Green Letter プロジェクト」ですが、実際お茶づくりにも変化をもたらしたそうです。
今までは、「いいお茶を作ろう」ということを念頭に置いてお茶づくりをされていましたが、物を提供することを始めて「喜ばれるお茶をつくりたい」と意気込むようになり、消費者の立場に立って物事を考えられるようになったそうです。
プロジェクトをきっかけに「SAGAローカリストアカデミー」の16人で話す機会も増えました。
「子どもたちにうれしの茶や、嬉野に興味を持ってもらいたい」このような思いでプロジェクトの16人とともに三根さんはがんばっています。

今回紹介した三根さん以外にも、唐津の中山間地域で地域コミュニティ作りに取り組まれる方や、佐賀市の商店街の活性化に向けて取り組まれる方、遊びを通じて地域の魅力を発信する遊びの研究者など
こういった方と実際に交流ができて、お試し地域作り活動が体験できます。
SAGAローカリストアカデミー

日時 : 10月15日 (土) 14:00~18:00 (受付開始 13:30~)
場所 : 佐賀県庁
問い合わせ先 : SAGAローカリストアカデミー事務局(株式会社ビープラスト内)
TEL : 0952-25-9083

【2022年9月1日放送 かちかちPress サガらぼより】
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