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動脈硬化に注目した「健康診断結果」の見方とは?
先週に引き続き、みね内科 循環器科クリニックの三根先生にお話をお伺いしました。全身の血管は10万キロ。血管は「人体最大の臓器」といっても過言ではない。しかし、「人は血管とともに老いる」という有名な医学者の名言があるように10歳前後から、血管が硬くもろくなってしまう「動脈硬化」が始まるということでした。となると、日ごろの「予防」が大事・・ということです。
私たちの健康状態を把握するもののひとつが「健康診断」。その結果をどのように見れば良いのでしょうか?
腹囲が高かった人の中で、上記の3つのうち2つが該当する方がメタボリックシンドロームになります。これが動脈硬化につながっていきます。
メタボリックシンドローム以外にも、動脈硬化を進めるのがこの下記の3つの病気です。
健康診断のチェック項目
血圧、血糖値、コレステロール、中性脂肪
人体に重要な臓器である血管に、動脈硬化が起きていないか。それは心筋梗塞、狭心症、脳卒中から自分の身を守るツールになっていると思います。
健康診断の結果をもとに日々の生活習慣を見直すのが良いそうです。
健診の結果を見て、「よかった、悪かった」で終わらせてはダメということです。高血圧、脂質異常症、糖尿病、そしてメタボリックシンドローム、内臓型肥満なども動脈硬化を進める病気だということですが、健診結果には、判定が記載されていますよね。
- 5に区分されている人
治療が必要・・というレベル - 4に区分されている人
治療が必要な状況が強く疑われるので医療機関を受診したほうがいい。
三根先生が言われるには、病気をおこしている、それも治療が必要な状況になっている可能性がきわめて高いそうです。生活習慣病の項目でひっかかっていた場合、動脈硬化が進んでしまっていて、重篤なリスクになっている可能性があるので早めに対処をした方がいいとのことでした。
悪い判定にならないための注意点を先生に伺いました
動脈硬化を進める要因は?
いかにいいコンディションを保つか、しっかり意識を傾ける・・そうしないと後々後悔すると。
そのひとつとして、健康診断があるということです。
結果をしっかり見つめて、早期発見、早期治療につながっていくことが大事ですね。
健康診断は、佐賀県健康づくり財団「佐賀県健診・検査センター」や、かかりつけの医療機関などで受診できます。年に一度の健康診断、大事です!
- 健康診断の結果から日々の生活習慣を見直そう!
- 若々しい血管を保つためには、若い頃からの予防が大事!
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