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佐賀市の住宅街に能舞台?能や狂言の違いや般若を知ろう
観世流能楽師 井内政徳さん
井内政徳さん「元々は祖父が『家に能舞台が欲しい』ということで建てたのが始まりです。祖父は歯医者さんをやりながら兼業で能楽師をしていました。父は能はしておらず歯医者をしています。祖父は年で、父はやっていないので、この舞台をどうにかしなければいけないと思って、とりあえず能の修行に行ったというのがキッカケです」
能のお面を見せてもらいました
少し顔を伏せて般若をよく見てみると…悲し気な顔をしています。
上や下を向くことで、表情が変わるように作られているんです。
角度で演者の機微を感じる。
お客さんがそれを感じることで最高の芸術になるのが能というものです。
舞台にも知らないことが…
能舞台はヒノキでできており、誰でも簡単に上がれないということから「檜(ヒノキ)舞台」と言われています。
例えば、サッカーの決勝戦を「檜舞台」と言われているのも、能舞台にも簡単に上がれないことから「檜舞台」と言われている語源なんだそうです。
若手能楽隊 夜能in佐賀
本来の能は主役や相手役、出囃子など専門の役割をそれぞれ演じています。
- 12月14日(水)午後7時
「若手能楽隊 夜能in佐賀」というイベントが井内能舞台で行われるということなので、ぜひみなさん問い合わせてみてはいかがでしょうか?
お問い合わせ:0952-26-0314
料金:一般5000円 学生2000円
【2022年11月23日放送 かちかちPress 波田陽区のさがんまち珍道中より】
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