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2023.01.12

36年間教師として勤務!武雄の焼き物工房「猿の居場所」

工房 猿の居場所

武雄市武内町梅野乙16848-5

住宅に向かって階段を進んでいくと、素敵な可愛い建物が。こちらが工房 猿の居場所です。

中に入ると沢山の作品があります!

浦郷正一郎さん

こちらが、製作者の浦郷正一郎さん。

「猿の居場所」という工房名は「猿」の作品がいっぱいあるという訳ではなく、ちょこちょこ「猿」が出てくるくらいだそう。

こちらはイチジクから猿が出ている作品
ちょこんとイチジクの上にいる猿がとっても可愛いです。
こちらはカボチャ。
浦郷さん「本来、猿がいる場所じゃないというところに、猿が出てきている」
浦郷さん「生きづらさを感じてる猿。人間に例えてるイメージです」

浦郷さんは、焼き物をはじめて3年目!

元々、有田工業高校デザイン科で36年間教師として勤務。

そして、3年前に退職して自分の居場所としてこの建物を自分で、手作りで作ったそうです。
なんと、窯も手作り!

浦郷さん「少しでも歪みがあったらダメだと厳しく教えていたんですけれど、仕事から解き放たれて、自由な、やりたいことをしたいなというのがあったのかなと。ねんどをさわりだしたら、指先からストレスが発散される。1日中制作しています。デザイン科ということで緻密な作業をしていたので、もっと自由に作りたいんですけれど、まだ自分の作品が固いなぁというのがずっとあります」

工房「猿の居場所」は2月から五月人形やひな人形などを作っているということです。
どんな人形が生まれるのか、見に行ってみてはいかがでしょうか?

【2023年1月11日放送 かちかちPress 波田陽区のさがんまち珍道中より】

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