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花粉症で難聴!? 花粉症を放っておくと大変なことに…
今回のテーマは「花粉症で難聴??」
花粉症シーズン真っ只中ですが、みなさん、病院に行かれましたか?
「認めたくない」「行くのが面倒」など、そんな人も多いのではないでしょうか。
という訳で、「花粉症放っておくと大変なことになりますよ」シリーズを展開していきます。
その第1回目が「難聴」なんです。
花粉症がなぜ耳に影響する?
アレルギー性鼻炎は鼻から花粉が入って、粘膜上でアレルギー反応が起こります。鼻の奥と耳が耳管でつながっており、鼻の奥のはれ(むくみ)が耳管をふさぎ、詰まった感じやこもった感じに。
飛行機に乗った時に耳が抜けない感覚のような状態になり、何かを飲み込んでも耳管がふさがって耳が通らないようになります。
何かに覆われているような不快感や、頭がぼーっとしたりするのは、耳管の出入り口まで炎症を起こしているということが、鼻の中で起きているからなんだそうです。
症状が強い場合は、鼻が詰まったら毎回耳が詰まるケースも。
「耳が聞こえにくい」と言って通院される患者さんもいらっしゃるんだそうです。
改めて説明をすると
・花粉症で鼻の内部の粘膜がむくむ
・そのむくみが、耳につながる耳管の入り口にまで及ぶ
・中耳の圧力調整がうまくいかず、耳がふさがり耳が聞こえにくくなる
というメカニズムです。
鼻水が引けば治るそうですが、運転業務や精密作業、耳を使う職業や集中力が必要な職業は、予防に心掛けないと仕事にも影響が出ることも考えられます。
小さな子どもは中耳炎への悪化も注意
そして、小さな子どもにとっては、鼻水・鼻詰まりが「中耳炎への悪化」につながります。
ではなぜ、子どもが中耳炎になりやすいのか、また、花粉症の予防法は何かを聞いています。
花粉症が中耳炎に発展?
花粉症が1つのトリガーとなってお子さんが中耳炎になる可能性は十分にあります。
子どもが中耳炎になりやすいのは、大人よりも耳管が水平に近く、管が短いという理由があります。
子どもと大人では、耳管の距離と角度が違うんです!
花粉症の予防法は?
花粉症の予防方法
花粉症は体に花粉が入って反応が起こるので、体に入らないようにすることが必要です。
普段からできる予防として
・マスク
・手洗い
・うがい
・顔を洗う
・鼻をかむ
などがあげられます。
それでも症状が出る人は、お薬による治療になります。
自分を花粉症だとは認めたくない人はいっぱいいますが、治療すればかなり楽になると思います。
症状がある人には早めに耳鼻科を受診をしてもらい、鼻の中を診てもらうのがいいんだそうです。
早く診察すれば、早く楽になれることがあります。
花粉症のヘルシーヒント
-
難聴になることがある!
鼻の奥のはれが耳管をふさいで聞こえにくくなることがある -
子どもの鼻づまりは早めの受診
子どもは耳管の構造上、中耳炎に発展しやすい -
花粉症と認めちゃった方が楽
早く受診して対処するのが良い
次回のテーマも引き続き、花粉症!
今度は「のど」放っておくと、大変な症状に発展しますよ!
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