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2023.04.11

超やわらかいステーキ!安心な食品づくりにこだわる「株式会社 エヌケーフーズ」に潜入!

鹿島市にある「株式会社エヌケーフーズ」。
スーパーなどでよく見かける「サイコロステーキ」などを作っている会社です。

エヌケーフーズは1973年設立で、約50年 食肉の加工を行っています。
モットーは『より安心な食材 よりおいしい食材を食卓に』。

実はこちらの工場では「FSSC22000」を取得しています。こちらの規定に基づいて、安心安全な牛肉・豚肉・鶏肉などを使用して加工品をつくっています。

「FSSC22000」とは、安全な食品を製造するための仕組みの国際的な認証です。


エアーシャワーを通って工場へ!

今回はイチオシのネオミーツの加工ラインをお見せします。
こちらがネオミーツの原料の牛肉の一部です。

ネオミーツとは、様々な部位の肉を組み合わせて形を整えた肉です。そのため何種類もの肉があります。
牛肉は部位などで硬さや風味などが異なります。そこをエヌケーフーズのノウハウによって調整しています。そして「低コストでおいしいお肉を」という目標を持って取り組んでいます。

ネオミーツの作り方はトップシークレットだそうで、作り方は見せてもらえないそうです。
そのため、おいしさの秘密を教えていただけることに!

ひとつ目の秘密は、「国産の牛脂を加える」。
使用する国産の牛脂は主に南九州産で、7~8割は和牛種の牛脂です。

国産の牛脂の旨味で、おいしさを引き出しています。香りや旨みの元になっています。

実際に見てみると"白い点々"になっています。この点々が国産の牛脂です。
通常、牛脂は溶けやすく加熱時に旨みが逃げてしまうので「ダイスカット」という特殊なカット法で、加熱しても"牛脂の風味が残る大きさ"にカットしています。

ネオミーツの加工場へ!

まずはネオミーツをこの機械のなかに入れていきます。
この機械は左が「金属探知機」右が「X線探知機」です。
この二つの機械で混入物のチェックを行っています。
X線探知機では、骨などの硬いものが入っていないかチェックしています。

硬いものが入っていた際はセンサーがなり、どこにあるかも知らせてくれます。

不合格品は、何が入っているのかまで細かくチェック。
消費者の安全ため、チェックはかかさず行っています。

合格したネオミーツをカット

X線検査で合格したネオミーツをカットしていきます。

このように、サイコロ状にカットされます。
こちらは見た目通りサイコロステーキです。

ネオミーツはカット前の形が整っているため
様々な形へ加工しやすいです。
検品(形状のチェック)

形状の悪いもの・良いものを人の手で分けています。

こちらの青い箱に入っている肉は全て不合格品です。
素人目には違いがあまりわかりません。厳しいチェックを人の目でされているということです。
自動計量器で計量・袋詰め

袋詰め後も、金属探知機で最終チェックを行っています。


「やわらか加工シリーズ」の製造現場も見せてもらいました!
今回使用している原料はニュージーランド産のサーロインです。
国産の牛脂入りの調味料で加工

お肉の中に牛脂入りの調味料を入れていきます。

牛脂を肉に入れる作業で、やわらかさ・旨味をアップさせます。

おいしく加工されたお肉は全国各地のお肉屋さん・スーパー・レストランなど様々な場所に出荷されます。

特別に焼いてもらいました!

ネオミーツ サイコロステーキ(牛肉)

柔らかくとても食べやすいです。
噛むと中から甘い脂が出てきてジューシーです。

やわらか加工シリーズ サーロインステーキ

こちらもやわらかくジューシーです。

大豆ミート

お肉は一切使用していません!
大豆から抽出した大豆タンパクを加工して作っています。

片山 スパイスキング

こちらもエヌケーフーズが販売しています。お肉につけるスパイスです。
ハーブがブレンドされていて、ピリッとコショウも効いています。

専務取締役の倉﨑さんは、「今後も 安心・安全・おいしい商品づくり を進めていきたい」と仰っていました。

【2023年4月6日放送 かちかちPress 工場walkerより】

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