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新生児スクリーニング検査の「原発性免疫不全症」と「脊髄性筋萎縮症」とは
今回のテーマも前回に引き続き「広がる 新たな命への検査」と「新生児スクリーニング検査に新たな動き」
新生児スクリーニング検査とは、生後すぐの赤ちゃんの足から採った血液で、先天的な発育の異常がいないかをチェックする検査です。すべての新生児が無償で受けられる検査で、これにより医師でも発見しづらい21種類の疾患をチェックすることができます。
なんと、佐賀県ではこれにプラスして2つの疾患の検査が加わるんです。
新生児スクリーニング検査に佐賀県では新たな動き?
新たに佐賀県では2つの病気を(既存の)21種類の検査に追加することになりました。その2つの病気というのは「原発性免疫不全症」と「脊髄性筋萎縮症」というこの2つの病気を追加しました。
それぞれどんな病気?
菌に対して対抗力が弱いお子さんたちがいらっしゃいます。
身の回りには菌がたくさん存在します。
皮膚やお腹の中にも菌はいます。
免疫不全症の子どもは生まれながら免疫が弱いので何でもないような菌に抵抗力がなく、病気を発症して運が悪ければ命にかかわってしまう。
それだけ大変な病気です。
新たな命を救うのは、生後すぐの検査
なので、早く検査をして見つけてあげて必要であればすぐ治療してあげる。それによりその子の将来が全く変わってきます。
それを含めて脊髄性筋萎縮症という病気が2つ目に選ばれました。
この2つの疾病の共通点は、治療法が確立されている!
【2023年4月10日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
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