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2023.05.26

飲み終わったゴミのカップを土にポイ捨て！？嬉野市の牧場「ナカシマファーム」

江戸時代に宿場町として栄える。重要伝統的建造物群保存地区

嬉野市塩田町にあるコーヒー屋さん
コーヒー屋さんを始めて1年半だそうです。※取材当時

嬉野市塩田町馬場下甲727

こちらのお店はコーヒー屋さんだけではなく、酪農家さんでもあるんです。

なので、このお店には牛乳やチーズを活かした商品があります。

こちらがお店の方の中島さん。

中島さんの牧場「ナカシマファーム」へお邪魔しました。
酪農業は中島さんで３代目になるんだそうです。

牛小屋にはたくさんの牛が！
ナカシマファームでは約80頭の牛を飼育し、県内に牛乳を搬入しています。

酪農はにおいがするイメージがありますが、ナカシマファームではほんのちょっとしかにおいがしません。

こちらには、においがしない秘密があるそうです。

牧場全体に土がありますが、その土には微生物がたくさんいるから！

微生物の力で牛の糞や尿のにおいを出す菌が増えにくくなっているため、においが抑えられているんだそうです。

まさかのコーヒーカップをポイ捨て！

ポイ捨てしても、勝手にどんどん小さくなっていくんだそうです。
この成分を微生物が食べてくれます。
※生分解性プラスチックを使用しています

夏だと1週間で跡形もなくなるそうです。

※生分解性プラスチックを使用しています

先程のカップには生分解性プラスチックが使われています。
微生物の働きにより土に還るので、たい肥として混ぜることで牛たちの食べる牧草の栄養となり、ミルクになって返ってくる。まさにSDGSですね。

ナカシマファームは嬉野市唯一の牧場。
「これからもおいしさを伝えて町の牧場を守っていきたい」と話されていました。

嬉野市塩田町真崎1488

【2023年5月24日放送かちかちPress 波田陽区のさがんまち珍道中より】

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