「山領」のバス停近くを歩いていると『梧竹観音堂』という看板を発見しました。
梧竹とは『中林梧竹』のことです。
小城市出身で、名実ともに東洋一の書家と評される書聖です。

しばらく歩いていると建物を見つけました！

梧竹観音堂(小城市三日月町)

明治41年 中林梧竹により建立しました。
現在の建物は昭和24年の台風で倒壊した建物を再建築したものです。
昭和32年に規模を縮小して再建されました。
元々の建物は物凄く大きい建物だったそうです。

大正2年、梧竹さんが87才の時にこの地で他界したそうです。

説明が書かれている看板もあります。

在りし日の梧竹さんの写真が看板に掲載されていました。

この写真は、梧竹を訪ねてきた横綱梅ヶ谷達との記念写真です。
観音堂の前で撮影されています。

お家の方は梧竹さんのひ孫さん(4代目)の方でした！

梧竹さんの『書』の技は受け継がれていないそうで、"梧竹さんの『書』の技は伝統でできるものではない"そうです。
梧竹さんは弟子を取らない書家だったそうで、家族でも『書』を志す人はいなかったそうです。