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2023.07.30

新聞紙やトイレットペーパーなどのゴミを再利用!カーボンニュートラルマスターの小学生

そもそもカーボンニュートラルというのは…?

「二酸化炭素など地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量から森林などによる吸収量を差し引いて実質的にゼロとすること」
この目標を、2050年までに世界の半数以上の国が達成すると表明し、日本も同じように宣言しています。

今回はこのカーボンニュートラルマスターの小学生がいらっしゃるとのことで、伺いました。

カーボンニュートラルマスターの小学生をご紹介する前に「エコチャレンジ」という佐賀県の取り組みをご紹介いたします。

エコチャレンジ

佐賀県の小学生が対象で夏休みにエコなことにチャレンジする取り組みです

無駄な電気を消した、冷蔵庫をすぐに閉めたなど、簡単にできる7つのエコにチャレンジする取り組みで、14日間チャレンジすると、約17kgの二酸化炭素を削減が可能になります。

また、WEBサイトでは自身の行ったエコな取組を募る「エコチャレンジ特別賞」の募集も行われ、2022年の「エコチャレンジ特別賞」に選ばれたのが今回紹介するカーボンニュートラルマスターの小学生なんです。

2022年の特別賞に選ばれた小学生の作品

新聞紙のエコバッグ

破れないように新聞紙を3枚重ねることで頑丈な作りになっています。

トイレットペーパーの芯で作った造花

丸めたり切ったりして作りました。土台もトイレットペーパーです。

普通ゴミとなってしまうものでも、カーボンニュートラルマスターの手にかかればどんなものでも再利用されます!

ゴミは焼却時に二酸化炭素を排出するので、ゴミを削減することでカーボンニュートラルにつながっていきます。

しかし、カーボンニュートラルマスターはここまでエコにどうして目覚めたのでしょうか?

カーボンニュートラルマスターの小学生「エコチャレンジがきっかけで地球環境について調べました。おじいちゃんやおばあちゃんから『昔の夏はこんなに暑くなかった』と聞き、今と全然違うことがわかりました。地球が危ない、どうにかしないといけないと思い、自分ができることをやろうと思いました」

お母さん「こんなにも地球環境のことを考えたことが無かったので、この子に教わってからは孫の代のことまで考えないといけないと思いました」

エコについて指摘されることも多く…

お父さん「電気をすぐに消して!シャワー早く上がって!」
お兄さん「夜はバラバラに過ごしていたが、それだと色んな部屋に電気をつけて電気代がかかるので、家族一つの部屋に集まろう」と言われたそうです。

家族で地球環境を考えるようになり、無駄な電気は使わず、家族団らんの時間が増えました。

食事では、野菜の皮やクキ、葉っぱなど捨てる部分で出汁をとってスープを作ったそうです。

出汁を取った後の野菜を使って、お酒のおつまみを作りました。

スープはきのこの風味もしっかり出ていました。

にんじんの皮、たまねぎの皮、きのこの石づき、大根の葉っぱなどで出汁を取りコンソメで味付けしています。

フライパンにお水とお酒、野菜の捨てる部分を約20分~30分弱火で煮込むだけで出来上がります。

スープの出がらしは、ショウガで味付けしお酒のおつまみに。

お漬物のようでおいしいです。

これらを食べると、捨てるのがもったいないと思えてきます。

みんなでエコチャレンジに挑戦!

佐賀県の小学生を対象に行っているエコチャレンジは、2週間実践するだけで1人あたり17キロの二酸化炭素削減に貢献できます。

さらにWEBサイトでは特別賞の募集も行っています。(2023年9月4日締め切り)
カーボンニュートラルマスターのように自身の行ったエコな取組をWEBサイトで投稿して特別賞に選ばれると図書カード1000円分か、サガン鳥栖のエスコートキッズなどセレモニーに参加できる資格が得られます!

ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

【2023年7月26日放送 かちかちPress 知ってる?カーボンニュートラルより】

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