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2023.09.19

夢を叶えて地域づくり!「SAGAローカリストアカデミー」

今回のテーマは「夢を叶えて地域づくり!SAGAローカリストアカデミー」

佐賀の地域資源を活かし、その地域を輝かせる地域づくりに精力的に取り組んでいる若い世代の人たちを「ローカリスト」と呼んでいます。
その「ローカリスト」と一緒に地域づくりを体験できる場として「SAGAローカリストアカデミー」という取り組みを佐賀県が開催してます。

今回は、実際にローカリストとして、佐賀を舞台に活動する方を取材してきました。
佐賀の雄大な自然の中で、とっても素敵な暮らしをされていました! 

有明海が見渡せる綺麗な景色です。周りにはミカン畑が見えます。

こちらにローカリストさんがいらっしゃるとのことで行ってみることに。

「ローカリスト」発見!
こちらが、ローカリストとして活動する、奥正好さん。奥さんが育てているのは「蕎麦」

元ミカン畑の耕作放棄地を蕎麦畑として利用しています。
傾斜地にあるので水はけが良いです。

水はけがよい土地に適して、素人でもできるものを検索したら最初に蕎麦が出てきたので蕎麦をやろうとしたとのこと!

前職は福岡市でWEBサイト制作などをされていました。

3年前に顧客から鹿島市の耕作放棄地を紹介されたそうです。
「どうせ冗談だろう…」と思った2日後くらいに鹿島市に本当に来ることになったそうです。

農業もやったことがなかったので、よくわからなかったそうですが、この景色を見たらすごくきれいで、「これだったら何かいけるんじゃないかな…」と思い、とりあえずやってみますか!とやってみたそうです。

ひょんなきっかけから3年前に鹿島に移住し、蕎麦づくりをスタートした奥さんでしたが…
実際は、なんとかならなかったそう。

そんな、悪戦苦闘の移住初期から何かと気にかけてくれているのが、ご近所に住む「岡さん」です。

Q.奥さんが蕎麦づくりを始めたと聞いて最初どう思われましたか?
岡さん「無理やろうと思った。でも応援しようかなと思って。何でも相談してくるけん!土作りのこととか、今までしてきたことを教えようかなって。地域の行事にもなんでもよく協力してくれる良い後輩です」

移住して3年、すっかりこの土地の住人となっているようです。

夫婦2人で営むスイーツ店

奥さんは蕎麦畑のすぐ近くで、蕎麦を使ったスイーツ店を営んでいます。
プリンにそばの実と塩をお好みでかけて食べます。
そばの実をかけて食べるぷりん 400円

蕎麦の実がとても香ばしく新食感でとても美味しいです。

このプリンをきっかけに 鹿島に興味を持つ人が増えること自体が地域づくりにつながっていると思いますが、奥さんには、更なるビジョンがあるそうなんです。

奥正好さん「鹿島で農業をしている方の半分くらいはミカン農家。ミカン農家が『辞めない仕組み』を作らないと耕作放棄地はなくならない。蕎麦を作って売る販路まで作ることをいま勉強中です。それをミカン産業にも応用できないかと考えています」

地域づくりの「熱量」が地域に伝わって「応援」に!

SAGAローカリストアカデミー

奥さんの他にも、このような方々がローカリストとして活動されています。

画像左下のたいようアウトドアの古川さんは唐津出身で、「もっと身近に自然を体験してほしい」と、アウトドアを体験できるツアーを開催したりして、唐津の自然の素晴らしさを伝える活動をされています。ラフティングの世界大会で優勝した経験を持つ方です!

この「ローカリスト」たちのように、「佐賀でやりたいことを実現しながら地域づくりに参加したい」という想いがある方、興味がある方にぜひ参加していただきたいのが「SAGAローカリストアカデミー」です。

2023年10月28日(土)開催 当日は、奥さんも参加するとのことです。

「ローカリスト」の方の、普段の活動についてのお話や、来場者の方も参加しての、地域づくりのアイデア交換のワークショップも行われます!
※参加には事前申し込みが必要で先着50名となっています。

地域づくりに興味がある方、何かきっかけになるかもしれません。皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

【2023年9月14日放送 かちかちPress サガらぼより】

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