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2024.01.17

「城の一生」ひもとく企画展 城はどのように築かれてどのように終えた?

テーマは「名護屋城で"城"を知る」
唐津市鎮西町にある「名護屋城博物館」
"城"をテーマにした特別展が開催されています。
名護屋城博物館の学芸員 末光博史さんと、佐賀県立図書館の学芸員 阿部大地さんに案内してもらいました。

今回の展覧会は、佐賀県立図書館所蔵の古文書などを展示して、お城のアレコレを知ってもらい、どのようにお城が作られて・どのように使われて・どのようにその役割を終えていったのかを紹介しています。


たくさんのみどころがありますが、今回は特にご紹介したい4つの「みどころ」についてお話を聞きました。

「城の一生」みどころ

限定公開!名護屋城跡から出土した「遺物」。

こちらは名護屋城跡から出土した瓦です。
豊臣秀吉の城なので「桐」の文様が入っています。
金箔瓦

豊臣秀吉は派手なものが好きだったので瓦も「金」のものが使用されています。


「城の一生」みどころ

実は面白い!古文書の中身。

こちらの古文書には、京都・伏見城の工事を佐賀藩(鍋島家)が手伝った時のエピソードが残っています。

1500人の人員が必要なのに対して、佐賀藩は1100人~1200人の人員しか出せていない深刻な状況になっている旨が書かれているそうです。
状況を打破すべく、一刻も早く人を連れてくるように要求していることを書いています。

「城の一生」みどころ

初公開!屏風になりきれなかった屛風。

大量の馬と人が描かれています。
慶長の役の際、現地で築城していた蔚山城の築城途中で敵軍に囲まれた様子を描いた絵図です。
囲まれているのが日本軍です。
攻めてきているのが明・朝鮮の連合軍です。
恐ろしいくらいの囲まれ方をしています。

「城の一生」みどころ

渾身の豪華すぎる無料パンフレット。※先着600名

今回お伺いした話の内容はパンフレットで詳しく説明されています。


スタンプラリーも開催しています!
このようなスタンプが名護屋城跡に全5カ所にあります。
場所によっては呼子大橋まで見渡せる場所もあります。散歩がてらに楽しめるスタンプラリーです。

スタンプの種類もオリジナルで、それぞれの場所で絵柄が違います。

全部集めて名護屋城博物館に行くと「缶バッジ」が一つ、ランダムでもらえます!


城の一生・古城のゆくえ

入場料 : 無料
期間 : 2024年 2月12日(月・祝)まで
場所 : 名護屋城博物館 (月曜休館)※祝日等の場合は翌日
    佐賀県立図書館(31日(水)休館)

【2024年1月11日放送 かちかちPress サガらぼより】

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