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2024.02.14

【小田井の今、佐賀にいます。】日本の伝統的な染物"印染"に挑戦!唐津市相知町「福多染工場」(後編)

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送します。

元純烈メンバーの 小田井涼平さん が佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験するコーナーです。


今回は唐津市相知町で染物に挑戦します。

唐津市にある「福多染工場」
"印染"で染物を作っています。

今回お世話になる職人の福多さんです。
福多染工場

明治10年ごろ創業。県内に数件残る染工場の一つで、福岡・長崎など他県からの依頼も多数あります。現在福多さんは5代目です。

印染とは

印(しるし)とは家紋や屋号などの事で、印を目立たせるためにくっきりとした染め上がりが印象的な日本の伝統的な染物製品の一種です。


前回は、福多染工場や染め方についてご紹介しています。

詳しくはコチラ
【小田井の今、佐賀にいます。】日本の伝統的な染物"印染"に挑戦!唐津市相知町「福多染工場」(前編)


こちらに手ぬぐいの生地をセットしています。
生地の上に型をのせて染めていきます。
この型をずらしていき、手ぬぐい3枚分を染めることができます。
捺染でオリジナル手ぬぐい1

染料を型に流し込みます。

染料はにじまないように粘り気があります。

捺染でオリジナル手ぬぐい2

ヘラで染料を生地に押し付けるように染色します。

キレイに染まっています!

ポイント

ヘラは寝かさず立ててから引く!

ポイント

ヘラ先のゴムが曲がらない程度の絶妙な力加減で!

ポイント

ヘラを持つ右手・左手の力加減を均一に!

小田井さんも挑戦してみます!
小田井さん
「あぁ…均一にいってない」
小田井さん
「左が弱いな…」

小田井さん
「いけたんちゃうかな」

職人さん
「中の下くらいですね」

職人さんと小田井さんが染めたものを見てみると全然違います...
力はいるが、入れすぎると染料が生地におちすぎてにじみます。
力のバランス加減を意識することが大事です。
力の入れ方を習得しようとその後も黙々と繰り返します。
職人さんからは「やるたび良くなっていますね」と言っていただきました。
最初に染めた物より良くなっています!
染めた後は、『乾燥 → 色止め (染料を固着させる) → 水洗&乾燥』
小田井さんが作成した作品はコチラです!

工程はシンプルでしたが、難しかったです。
染物の魅力は?

職人さん
「上手くいったりいかなかったりすることが楽しいです。なんで上手くいかなかったのだろう。次はこのようにしてみよう。と毎日考えながら染める作業をするので、できたものが愛おしいです」

手ぬぐいの中には"人を想う"愛情が込められていました。

小田井の今、佐賀にいます。

毎週火曜日17時台にかちかちPressで放送しています。
元純烈メンバーの小田井涼平さんが佐賀県内にいる様々なジャンルの職人・達人の技を体験します!

【2024年2月6日放送 かちかちPress 小田井の 今、佐賀にいます。より】

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