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三権分立や東京奠都などに関わっていた江藤新平の『真の姿』とは?「没後150年特別展 江藤新平」開催中!
今回のテーマは「佐賀の偉人 江藤新平って実は…」
江藤新平といえば、佐賀県出身の偉人。実は2024年で没後150年。
やはり「佐賀の乱(佐賀戦争)」で悲しい最期を遂げたというイメージが強いかもしれません。
ですが、実はあまり知られていない姿が、たくさんあるようで…江藤新平を知ることのできる企画展がありました。
江藤新平の特別展
江藤新平(1834~1874)
「佐賀の七賢人」と称され、初代・司法卿(現在の法務大臣)を務めるなど、多くの功績を残した佐賀藩出身の偉人
江藤新平、実は明治政府での初代司法卿。
今でいう法務大臣をつとめた以外にも、様々な面で新たな国家を作ることに生涯を捧げ、現在の私たちの生活につながる、日本の礎を築いた人なんです。
その功績を学べる展覧会ですが、早速すごいものが!
展覧会の中へ!
羽織に刀傷が…!
佐賀藩の藩政改革に反発した旧足軽に江藤新平が襲撃されてしまったそうです。
この襲撃により、むしろ「全ての人民のために尽くす」という想いを強くしたと言われる、江藤新平。
その後、様々な改革を成し遂げていきます。
大木喬任遷都建白書(慶応4年/大正6年写 宮内庁宮内公文書館蔵)
例えば、江戸城が開城された際には、大木喬任と共に、西の京に対して東の京である「東京」の奠都(てんと:新しく都として定めること)に尽力しました。
※展示替えのため、現在は展示が終了しています。
江藤新平 書 「郭公声待ちかねて」(高知県立歴史民俗資料館蔵)
自身を捕らえた高知の役人に感謝を込めて贈った書
学芸員の藤井さん「こうした書からも、江藤新平のイメージが変わるのでは?という風に思っています」と仰っていました。
「江藤新平って実は…」投稿キャンペーン
今回、ご案内くださった藤井さんのお話を聞きながら展示物を見学できるという「ギャラリートーク」も開催予定!
江藤新平の「知らなかった部分」についての話などたくさん教えてくださいます。
みなさんも、ぜひこの機会に、佐賀が生んだ偉人・江藤新平について改めて学んでみませんか?
2024年5月12日まで開催中【没後150年特別展 江藤新平】
ギャラリートーク開催 4月27日(土)・28日(日)・5月11日(土)・12日(日)
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