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2024.06.29

"梅雨の食中毒"にご用心!料理の際に気を付けるポイントを詳しくご紹介!

テーマは「"梅雨の食中毒"にご用心!」
西九州大学神崎キャンパスに伺いました。
食中毒菌を研究している健康栄養学科 准教授 斎木先生にお話を伺いました。

食中毒に気をつけるべき食材

鶏肉

鶏肉にはカンピロバクターという食中毒菌がいます。
研究によっては、生の鶏肉には100%ついているというデータもあるそうです。
感染すると発熱・嘔吐・下痢などの症状に苦しみます。

絶対にダメな行動は、料理をする際、"鶏肉を切ったあと"に同じまな板と包丁で野菜を切ること。この行動で鶏肉の菌が野菜にうつります。
食中毒を予防するには…

鶏肉と野菜でまな板と包丁を使い分ける
または野菜を切った後に鶏肉を切る


出演者がいつも通りに卵を割ってみました。
卵を取り出して割ろうかとすると、「ダメです!」と割る前に注意されました。

鶏のフンが出るところと卵が産まれるところは一緒なので、卵の殻はとても汚く、​サルモネラという菌がついている可能性があります。
そのため"フンがついているもの"として扱わなければなりません。

生肉と同様の扱いを!
卵の中にも菌がいることがあります。そのため卵を触ったあとは必ず手を洗いましょう。

生の卵は小さいお子さんや、ご高齢の方は食べない方が安全です。

食中毒を予防するには…

・卵は割る前に洗う
・卵を割ったら手を洗う


作り置きのチャーハン

再加熱をすれば安全と思っている方も多いのではないのでしょうか?

常温で置いている間に菌がどんどん増えていき、とても危ない状態になります。
お米にいる菌は加熱しても死にません
一般の方は加熱したら大丈夫と思っている人が多いそうで、家庭で食中毒が起こりやすいそうです。

海外ではチャーハン症候群という言葉があって死者も出るほどだそうです。

食中毒を予防するには…

作り置きのチャーハンは冷蔵・冷凍して保存しましょう。

※チャーハンの常温保存は危険です


手にはいっぱい菌がいます。手を通して色々な食材が汚れていきます。

洗っていない手の検査をしました!

数値が2000未満だと合格 2000以上だと不合格です。

検査結果は13160でした。不合格です!
トイレのドアノブよりも高い数値だそうです。

食中毒を予防するには…

こまめな手洗いを心がけましょう。

手洗いをした後に計ってみると、689まで数値が下がりました。

食中毒予防の3原則

1.つけない
手・調理器具は洗うことを徹底!
手洗いは石鹸で洗った後、洗い流しに30秒はかけるように徹底しましょう。

2.増やさない
常温放置はNG。冷蔵庫・冷凍庫で保存!

3.やっつける
中までしっかりと火を通す!
特に鶏肉には気を付けましょう。

【2024年6月25日放送 かちかちLIVE らいふSearchより】

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