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地中熱を活用し“ハウスミカン”を栽培!「江川農園」【佐賀県唐津市】
そもそもカーボンニュートラルというのは…?
「二酸化炭素など地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量から森林などによる吸収量を差し引いて実質的にゼロとすること」
今回のテーマは「地中熱活用で目指せ!カーボンニュートラル」
以前も地中熱を活用した施設をご紹介しました。
カーボンニュートラルとは?SAGAサンライズパークにヒントが!?
新しいエネルギー "地中熱"を使いカーボンニュートラルな空調設備に?
逆に冬は、地中の熱をくみ上げて、室内に送ることで暖房の役割になるという仕組みです。
地中熱活用は、冷暖房で使用するエネルギーを削減する省エネ技術です。
地中熱活用は今注目されているんですが、いまこの地中熱エネルギーを使って、あるものを作っているということで、今回、そこに行ってみました!
温かい温度を地中に持っていき、上に上がってくるときは冷たい温度になって戻ってきます。地中熱は「冷やす」という効果もあるんです。
冬は、ここのハウスの外気温は約0℃。
ハウスは今までは重油を使って温めていましたが、その一部を地中熱を使って温めています。
株式会社Fselect代表取締役の江川さんは「日本にあるエネルギーを使って安定的に作ることができれば、もっと消費者の方に安定した価格で届けられる。誰かがやらないことには、次のエネルギー転換につながらないと思って、まず自分から地中熱を活用しています」
有明未利用熱利用促進研究会によると、佐賀県は「地中熱エネルギー活用」に適した土地とのこと。
地盤がやわらかいところが多いので、パイプを埋設する際、固い地盤のところよりかはコストが少なくて済むという理由からなんです。
この地中熱を活用することでカーボンニュートラル社会の実現への第1歩に近づくのではないかと期待されています。
【2024年6月26日放送 かちかちLIVE 知ってる?カーボンニュートラルより】
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