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2024.09.02

飲んだら牛舎にカップをポイ捨て!?「MILKBREW COFFEE」(ナカシマファーム)【佐賀県嬉野市】

そもそもカーボンニュートラルというのは…?

「二酸化炭素など地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量から森林などによる吸収量を差し引いて実質的にゼロとすること」

今回のテーマは「知ってる?SDGsなプラスチック」
昨今プラスチックの環境汚染が深刻化されていますが、ただ新しい素材も出てきています。
県内で使用されている新素材のプラスチックカップの取り組みを取材しました。

嬉野市にある「MILKBREW COFFEE」(酪農家・ナカシマファームが運営)

自家生乳で抽出した「ミルクブリューコーヒー」は店内616円、持ち帰り605円

スーッと体に入ってきて、ミルクがとても美味しいです。

そのカップに、秘密があります。
なんと分解できるカップなんです!

飲み終わったカップを持ったまま訪れたのは、原料の生乳がとれる「ナカシマファームの牛舎」

牛がたくさんいる牛舎のこの土に、なんとカップをポイ捨てしてもらうとのこと!

何故かというと、このカップは「生分解性プラスチック」で出来ているからポイ捨てしてOKなんだそうです。

生分解性プラスチック

植物性由来の材料などを使ったプラスチック
土の中の微生物によって分解され土にかえります

ナカシマファーム 代表 中島さん「ポイ捨てしたこの土は、牛の排泄物と木くずを合わせたもので、ここにたくさんの微生物がいて、カップは土に混ぜ込まれて分解していきます」
カップのコストは、従来のカップより少し値段が高くなりますが、ナカシマファームでは、カップを燃えるゴミに出さないので、ゴミ出しのコスト&手間は削減されています。
なぜ生分解性プラスチックの容器を取り入れようとなったのでしょうか?

ナカシマファーム 代表 中島さん「カフェをやる時に、こういったカップを取り入れて、みなさんに楽しく循環の輪に入っていただくという取り組みです」

ナカシマファーム 代表 中島さん「環境のこととか、もっと多くの人に、知らずに参加してもらっても良いので『そうするには』というところで考えたところです。畜産とか微生物の力というのを取り入れていくと、楽ちんで楽しい(ゴミ捨てがゴミ捨てにならないような)仕組みになると考えています」
【2024年8月28日放送 かちかちLIVE 知ってる?カーボンニュートラルより】

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