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漁業の先端技術から伝統技術まで学べる 唐津市「佐賀県高等水産講習所」
漁業の後継者を育てる施設が唐津市にあります。
「そもそも海に行くには船の免許が必要」という、意外にも見落とされがちな基本から、最新のGPS技術まで。そんな漁業の全貌を学べる施設をご紹介します。取材に行き、実際に体験しました!
研修内容
さらに、魚が集まる"漁礁"も表示されます。
昔の漁師たちは海の上から見る景色を頼りに漁場へ向かっていましたが、この技術があれば直線的に目的地へ向かうことができます。
最新技術が、漁業の効率と安全性を飛躍的に向上させていることがわかります。
施設内には、ロープや網の修繕方法、効率的な結び方を学ぶための専用の部屋があります。
ここで学生たちは、船を結ぶ"まき結び"などの技術を習得します。一見単純に見えるこの技術も、海上での安全を確保する上で欠かせないものです。
実際に「まき結び」に挑戦します!
漁業後継者の現状は…?
全国的にも減っていて、佐賀県でも同じく減っています。
本音では「継いでほしい」と思っていても、この頃の漁業を取り巻く環境が大変厳しいので、なかなか「継いでくれ」とは言いにくいのが現状だそうです。
佐賀県高等水産講習所は、単なる技術教育の場ではなく、佐賀の海の未来を担う人材を育成する、重要な拠点です。漁業従事者の減少が語られる中、この施設の存在意義は一層高まっています。
漁業は佐賀県の重要な産業の一つ。その魅力を守り、さらに発展させていくためには、新たな世代の漁師の育成が不可欠です。
【2024年11月14日放送 かちかちLIVE かちかちLIVE サガらぼより】
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