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車もリサイクル!みやき町と提携する企業が挑む環境にやさしい取り組み
そもそもカーボンニュートラルというのは…?
「二酸化炭素など地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量から森林などによる吸収量を差し引いて実質的にゼロとすること」
みやき町にある自動車リサイクル企業が、環境保護と経済性を両立させる取り組みを行っています。
毎月第3日曜に開催の町の「リサイクルデー」で10月からはリサイクル可能な不用品を「無料」で回収することに。
回収された不用品は提携のリサイクル業者が査定・買い取り→利益は町の美化活動のためなどに使われています。
損害車から新たな価値を生み出す
スーパーカーテンダー九州(株式会社タウ)の担当者は、「ここは損害車、災害で被害を受けた車などを買い取り、解体してリサイクルを行う工場です」と説明します。
一見すると普通の自動車整備工場のように見えますが、裏側には損害車を解体するための設備が整っています。ここでは、一般の方々からも使用済みの車を引き取り、リサイクルの対象としています。
130種類以上のリサイクルパーツを生産
この企業では、解体した車から130種類以上ものリサイクルパーツを生産しているそうです。「リアゲートなど、まだ使える部品を丁寧に取り外し、リサイクルパーツとして全国の業者さんに販売したり、車の修理に使用したりしています」と担当者。
リサイクルパーツを使うことで、新品部品を使うよりも修理費用を抑えられるだけでなく、資源の有効活用にもつながります。
驚きの品質!新品と見分けがつかないリサイクルパーツ
リポーターは実際に修理済みの車を見学。ボンネットと左側のフェンダーがリサイクルパーツだと聞かされても、新品との違いが全く分からないほどの品質!
担当者は「リサイクルパーツを使って修理することで、地域や地球環境に貢献できるのが私たちにとってもやりがいになっています」と語ります。
循環型社会の実現へ
今回取材したのは、車のリサイクル、という部分したが、車以外の、家具・家電などは、リユース・リサイクル事業を展開する企業「浜屋」が担当しています。
月に1回のリサイクルデーには、福岡からみやき町まで1.5tトラックで出向き、リサイクル・リユースできるものを無料で回収して持ち帰ってます。
みやき町の住民だけじゃなくて、私たちも日ごろから「リサイクル」を心がけて、環境に優しい暮らしができればいいですね。
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