嬉野市の温泉街にある「宗庵よこ長」
約70年という長い歴史があります。店主によると、「元々実家が豆腐屋をやっていた」そうで、その経験を活かした湯豆腐とカツ丼などで人気を集めています。

「宗庵よこ長」の看板メニューと言えば、やはり「湯豆腐」です。
豆腐屋としての歴史を感じさせる一品で、温泉街ならではの温泉水を使用。豆腐は飲めるほどに柔らかく溶けます。納得の一番人気です。

• 湯どうふ定食　1020円

店主によると、2番目に人気があるのは意外にも「カツ丼」だそうです。
湯豆腐屋の技術を活かした出汁作りが、カツ丼の美味しさの秘訣。まずお出汁の甘い香りがし、カツはとても柔らかいです。醤油辛くなく、出汁がしっかりしているため甘さと奥深い旨味を感じます。

• かつ丼　860円

70年という長い歴史の中で、豆腐屋から始まり、湯豆腐、そしてカツ丼まで、メニューの幅を広げながらも変わらぬ味を守り続けています。この継承された味が、地元の人々や観光客に愛され続ける理由なのでしょう。

嬉野の温泉街を訪れた際は、ぜひ「宗庵よこ長」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。70年の歴史が育んだ湯豆腐と、意外な人気メニューのカツ丼。どちらも嬉野の温泉水と豆腐屋としての技術が活きた逸品です。

【2025年2月5日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅より】

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