グルメ
gourmet
佐賀の未来を担う若手農家!メイショウファーム生島さんの挑戦
農業への情熱が爆発!10カ国以上で学んだ知恵
大学生時代に農業への情熱が爆発した生島さんは、休学して10カ国以上を訪れ、様々な農業のあり方を学びました。 「ただ栽培だけじゃない農場のあり方を学んだ」と語る生島さん。 特にアメリカでの経験が印象的だったようです。
「アメリカは大規模農場のイメージがありますが、僕が行ったのは小さい農場でした。一番衝撃的だったのは、 そこで、どう戦略的に販売をして生き残っていくのかという農場のあり方を学べたことでした」
この経験が、現在の多品目生産につながっているのかもしれません。
祖父母の遺産を活かした新たな挑戦
海外での学びを胸に、生島さんは祖父母が残した畑のある吉野ヶ里町に移住。 2年前に一人でメイショウファームをスタートさせました。 現在は約15品目の野菜を栽培しています。
「基本生産は僕1人でやって、あとはもう1人、半年前から僕の同級生に輸送関係とかを整えてもらっています」
少人数でも効率的な農業経営を目指しています。
白ナス、メイショウファームの顔に
メイショウファームの看板商品となっているのが、白ナスです。 5月から販売を開始し、道の駅吉野ヶ里さざんか千坊館や吉野麦米などで取り扱われています。
「地道な営業活動などをすることで、『白ナスと言えば』と言われるまでになりました」
農産物のブランド化にも成功しています。
農業で社会問題を解決したい
生島さんの農業への思いは、単なる生産にとどまりません。 「食糧問題などの社会問題を農業で解決していきたい」と熱く語ります。
「一番僕が農業にはまるきっかけっていうのが社会問題だったんです。 ちゃんと新鮮なものが食べられてない家庭だったり、日本も海外も色々な食の問題があります。 それを変えられるのって農家さんだと思ったんです」
この思いが、多品目生産や新しい農業のあり方の追求につながっているのでしょう。
若手農家の挑戦が佐賀の農業を変える
わずか2年の経験ながら、すでに多くの成果を上げているメイショウファーム。 生島さんの挑戦は、佐賀の農業に新しい風を吹き込んでいます。
社会問題の解決を視野に入れた農業経営、海外での学びを活かした多品目生産、そして地域の特産品づくり。 生島さんの取り組みは、これからの農業のあり方を示唆しているのかもしれません。
佐賀の農業の未来は、こうした若手農家の情熱と創意工夫にかかっています。 生島さんのような新しい農業のカタチを追求する農家が増えることで、佐賀の農業はさらに発展していくことでしょう。
関連記事
|
|