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佐賀米の新星!高温に強く美味しい「ひなたまる」ついにデビュー
佐賀県が10年の歳月をかけて開発した期待の新品種「ひなたまる」が、今年(2025年)ついにデビューします。高温化する気候に対応し、病害虫にも強いという特徴を持つ「ひなたまる」は、佐賀米の新たな顔として注目を集めています。
農業の未来を支える研究所「佐賀県農業試験研究センター」
佐賀県農業試験研究センターは、県内の農業を支える重要な施設です。ここでは、農産物の品種改良や新しい技術、品種の開発が日々行われています。「さがびより」や「いちごさん」といった佐賀県の名産品も、この施設から生まれました。
10年の歳月をかけた品種改良
佐賀県農業試験研究センターでは、日々、農産物の品種改良や新技術の開発が行われています。「ひなたまる」もその成果の一つで、2013年から交配を開始し、約10年の歳月をかけて誕生しました。
研究センターでは、古い品種から新しい品種まで、稲の標本がずらりと並んでいます。標本を見ると、草丈が徐々に短くなっていることがわかります。研究員によると、草丈が短い方が農家にとって栽培しやすく、台風にも強いため、品種改良によって草丈を短くしているとのことです。
「ひなたまる」の3つの特徴
- 高温耐性: 近年の高温化に対応するため、暑さに強い品種として開発されました。
- 病害虫への耐性: 病気や害虫に強く、安定した収穫が期待できます。
- 食味: あっさりとした中にしっかりとした甘みと粒感があり、みずみずしい食感を楽しめます。
「ひなたまる」の味は?
リポーターは、炊きたての「ひなたまる」を試食し、「あっさりしているけれど、お米の甘みがしっかりあって、粒立ちが良い」と感想を述べています。研究員によると、粒が大きく、粒感とみずみずしさを両立しているのが特徴とのことです。
今後の展開
「ひなたまる」は、今年の秋に初収穫される予定です。研究員は、外食やお惣菜など、幅広いニーズに応えられると期待を寄せています。
10年の歳月をかけて開発された「ひなたまる」は、佐賀米の新たな名産品として、今後の活躍が期待されます。
【2025年2月20日放送 かちかちLIVE サガらぼより】
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