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アナウンサー

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鶴丸 英樹のブログ記事

2018.06.08

わたしの平成記⑥(平成6年)

私の平成記6回目は

平成6年・1994年です。

 

社会人3年生のこの年度は様々な出来事が起こり特に印象に残っている年です。

最高気温が39.6℃と佐賀の観測史上最高を記録したこの夏、佐賀は熱く燃えました

夏の甲子園大会での佐賀商業高校の快進撃です

 

雨の中の戦いとなった準々決勝 北海戦は佐賀商業の校舎内で取材していましたが試合に勝つと上司から「今夜から甲子園取材班の応援に行ってもらうから」と連絡がありました

甲子園でベスト4入りという快挙に興奮を抑えきれないまま 当時 長崎と東京を結んでいた寝台特急さくらに乗って先輩と2人で甲子園へと馳せ参じました

現地で先発隊と合流。

勢いに乗る佐賀商業は準決勝の佐久戦でも2点ビハインドの9回に追いつくと延長10回裏にサヨナラ勝ちをおさめました。

いつしか世間は“ミラクル佐賀商”と呼び地元の佐賀県のチームが全国の注目を集めていました。

 

そして決勝の樟南戦

先行される苦しい展開でしたが持ち前のねばりを発揮し同点に。

そして9回表ツーアウト満塁のチャンスで西原正勝主将がフルスイング。

「カキーン」というどこまでも届くような金属音の響きがいまでも耳に残っています。

打球がスタンドに飛び込むと満員の観客から地響きのような歓声があがり全国制覇を確信した私の目には涙がにじんでいました

夢のような瞬間に立ち会えて感無量でした。

 

 

話はがらりと変わって夜の飲み会後の1枚

よく見ると私の後ろに映画「家なき子」のポスターが貼られています。

この年ドラマがヒットし12月には映画も公開されました

安達祐実さん演じる主人公の「同情するなら金をくれ!」というセリフ

覚えていらっしゃる方多いのではないでしょうか。

 

“バブル”がはじけたあとの不況を反映して「就職氷河期」と言った言葉も流行りました。

 

夏にはオウム真理教による「松本サリン事件」が発生。

 

時代はいよいよ世紀末に向かっていきます。

 

 

【平成6年 おもな出来事】

■関西国際空港開港

■イチローが日本で初のシーズン200本安打超え

■初の気象予報士国家試験

鶴丸 英樹
鶴丸 英樹
アナウンス歴は30年になりましたが日々勉強です。
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