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2020.10.13

女性の8割が「天気痛」

ウェザーニューズの気象予報士に聞くお天気箱。担当は、甲斐隆宏さんです。今回のテーマは「天気痛」です。

天気痛とは、天気の変化や寒暖差など毎日の気象条件の変化によって体調に悪影響をおよぼすことをいいます。天気痛についてウェザーニューズとロート製薬さんと共同でアンケートを実施しました。

その結果、天気痛を持っていると回答した方が、女性では「はい」と「持っている気がする」を合わせると8割近くなり、ほとんどの方が何かしらの症状を持っているようです。男性でも半数近くになっています。

どんな症状が多いかと言いますと、一番は頭痛でした。気圧の変化によって自律神経が乱れて頭痛が発生するようです。頭痛がすると雨が降りだすというのも聞いたことありますが、これは低気圧が近づくことによって気圧が下がるためです。次に多いのが肩こりや首こり、関節痛となります。

天気痛に関係している気象条件で一番多いのは気圧の変化です。特に気圧の低い台風が接近した時に不調を訴える方が多いようです。天気痛を持っている人では9割近くの方が不調となり、また天気痛を持っていない人でも1割が不調と感じているようです。

いちばんの原因である気圧の変化ですが、気圧のセンサーが「内耳」と呼ばれる耳の奥にある器官です。ホットタオルで耳を温めることで血流をよくして自律神経を整える効果があります。耳栓を使うことで気圧センサーを保護する役割があります。天気痛用の耳栓もあるようなので、試してみるのもよさそうです。酔い止め薬も内耳に部分に効果があるため、服用するのもいいでしょう。

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