1. TOP
  2. 記事一覧
  3. ライフ
  4. プロフェッサーARAIのわくわくサイエンス2

ライフ

life

2019.08.26

プロフェッサーARAIのわくわくサイエンス2

夏休み特別企画パート2!かちプレでもお馴染みの佐賀大学名誉教授工学博士 新井康平先生にリニアモーターカーの作り方を教えてもらいます。

「リニアモーターカー」ってなに?

リニアモーターの「リニア」とは直線という意味です。直訳すると、直線のモーター。
リニアモーターは電気と磁石の力で車輪を直接うごかさずに走らせています。
まだ実用化はされていませんが、同じ仕組みを使って簡単にできるリニアモーター装置を作ってみましょう。

必要な材料・道具

  • 4cm幅に切った下敷き(透明の方が作業がしやすい)
  • 両面テープ
  • 1.5cm幅に切ったアルミテープ 2本
  • 単1乾電池 6個
  • 約2cmのフェライト磁石 24個
  • ネオジム磁石 7個
  •  ワニくちクリップ付きのリード線 2本
  • 3cm×5cmに切ったアルミホイル
  • 1cm×2cm×5cmに切ったメラミンスポンジ

つくりかた

  • 下敷きの真ん中に、両面テープを貼る。
  • 両端に1cm幅分のアルミテープを貼る。余った部分はうら側に回して貼る。
  • 下敷きにつけた両面テープに、フェライト磁石を貼り付ける。
    磁石は、N極かS極のどちらかにそろえて隙間なく貼り付ける。
  • 4cm×5cmのアルミホイルを三つ折りにする。
  • スポンジの底の後ろ側に両面テープで貼り付ける。
    アルミホイルの部分が両方のレールに触れることで、電気が流れ、レールの磁石の力をうけて前に進みます。
  • ネオジム磁石を使って、電池と電池を繋げ、先端にリード線を付ける。
  • リード線を下敷きのアルミ部分につなげると、メラミンスポンジが動く。

うまく走らなかったら、レールに貼ったアルミテープの表面や角を滑らかにしたり、レールに接する部分をできるだけ少なくしたりして摩擦を抑え、工夫してみましょう。

また、電気が流れる向き、磁石の向きを替えるとどうなるか、電池の数を減らしたり、増やしたりするとどうなるか、どうやったらスムーズに動いてくれるかなどを考え、実験してみましょう。

実験が終わったら、リード線をレールから外します。※過熱するので必ず外しましょう!

RECOMMEND