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2019.10.23

エミューを愛し育てる男前

日本エコシステム株式会社エミュー飼育研究所の小舘拓也さんをご紹介します。
小舘さんは福岡県ご出身。もともと動物が好きで、大学も熊本の東海大学農学部を卒業。
その後、パン職人やランドセル職人を経て、趣味の登山を通じて自然が多い福岡に帰りたいと思い地元に戻られたそうです。そこで「エミューを育ててみませんか」という求人に興味を持ち、エミュー飼育研究所で働き始めました。
4000坪の敷地に410羽のエミュー。初めは小舘さんも驚かれ不安もあったそうですが、「動物に囲まれ楽しく仕事をしている」と仰っていました。
エミューの卵は650gほど。鶏の卵と比べると、10個分あるそうです。卵の色が緑色をしているのは「保護色で自然になじむ色だから」だそうです。

こちらのエミュー飼育研究所は、平成28年に設立され、農業の六次産業化の実現を目指しています。エミューを育て、それをお肉やオイルに加工して、流通販売する事です。京都大学や九州大学、佐賀大学などとエミュー事業に関する研究も行っています。

既に化粧品が商品化されています。オイルはエミューの脂肪からとれたもので動物性のオイルのため人間との相性が良いそうです。
エミューの羽には特徴があり、二本が一対になっています。2本が1つの根本で繋がっているため、縁結びのお守りとして大興善寺でも販売されています。

小舘さんの仕事へのこだわりは「前身あるのみ
エミューは、後ろ向きには歩けないため「前進」しかできないので、オーストラリアでも「前進あるのみ」という願いがこめられてシンボルになっているそうです。

人生前進あるのみ。チャレンジしていきたい。と仰っていました。

日本エコシステム株式会社 エミュー飼育研究所

住所:基山町小倉(基山パーキング上りの近く)
電話:092-923-4233

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