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2020.02.27

2020年02月

番組審議会だより(2020年2月)

令和2年2月27日開催

出席委員

吉住委員長 佐伯副委員長 竹井委員 菅委員 園田委員 古川由美子委員 吉牟田委員 中村委員 古川久美子委員

審議番組

サガテレビ開局50周年記念
 夢のはじまり~モンゴルフィエのふるさと~(サガテレビ制作)
11月30日(土)15:00~15:55 フジテレビ系列九州・沖縄ブロック8局同時ネット放送

番組概要

今年で40回目をむかえた佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。121機の色鮮やかなバルーンが秋空を彩り、大会期間中、国内外の選手による熱戦が繰り広げられました。
バルーンが発明されたのは南仏の田舎町、アノネー。製紙業を営むモンゴルフィエ家の兄弟が、暖炉にかざした封筒が飛んでいくのを見て熱気球の原理を思いつきました。1783年、大勢の人が見守る前で、熱気球の実験に成功します。モンゴルフィエ家の子孫や熱気球に関わる人たちと出会い、熱気球発祥の地という誇りを持ちながら大空を飛ぶバルーンニストたちの想いにふれる雨宮塔子さん。自らもモンゴルフィエ兄弟生誕の地の上空を熱気球で飛行します。
40回大会となった佐賀インターナショナルバルーンフェスタの会場には、サガテレビ平川アナウンサーが訪ねます。優勝経験がある地元佐賀のパイロット、上田諭選手に密着。風を読み、地上クルーと連携をとりながらターゲットによせていく姿を追います。

議事概要

事務局長よりあいさつの後、新任の吉住磨子委員長より就任のあいさつが行われた。その後、番組プロデューサー及びディレクターから番組概要を説明した。番組視聴後、吉住委員長の議事進行により、参加各委員の意見の陳述、および質問が行われ、質問に対して番組ディレクター等からの説明が行われた。審議終了後、事務局長より配布資料の説明を行い、最後に次回開催日時と審議対象について説明して閉会となった。

委員の意見概要

●凄くお金がかかっているというのが分かる番組でした。モンゴルフィエは全然知らなかったのでタイトルだけ見たらモンゴル地方の話かと勘違いしていた。

●クイズがないTBSの世界ふしぎ発見のような感じだった。

●全体的に統一感を欠いた印象を受けた。

●前半のフランスでのロケは国柄に合わせた雰囲気にできていてよかった。

●バルーンでの「ラ・モンゴルフェイエノクチューン」はモンゴル起源の行事とばかり勘違いしていたが、モンゴルフィエの事を佐賀の方に伝えられたのは価値があると思った。

●番組の進行役は、前半の雨宮さんの雰囲気を引き継いで後半も女性のほうがよかったように思う。

●番組前半のフランスの部分と、後半の佐賀での競技模様の切り替え部分は、どうにも違和感があった。

●雨宮さんに佐賀のバルーンフェスタの様子を見せてコメントをもらうなどの部分が無くて残念。

●後半、バルーン競技を出しすぎでフランスロケ部分の良い印象が消えるように感じた。題名が「モンゴルフィエのふるさと」であるから、余計にそう思った。

●平川アナウンサーのテンションはお祭りのノリであったが、雰囲気がちょっと違うと思った。

●雨宮さんが佐賀のバルーンとフランスを結び付けることができていたらもっと良くなっていたように思った。

●ナレーションの声がくぐもっていて聞きにくかった。声質がクリアでなかった。

●キャンソン博物館の女性の吹き替えが芝居がかっていて不自然に思えた。

●フランスと佐賀を結び付ける何かが足りていないように思った。

●競技の説明が多かったが、むしろ40年も続けられている理由など、大会の背景や魅力など、全体を俯瞰した構成にしたほうがよかった。

●競技を伝える中で、平川アナウンサーが、「すごい、すごい」を連発していたが、凄いのは映像を見ればわかる事であって不要。もっと具体的な事を言うべきだった。

●ベンジャミンフランクリンが熱気球初飛行の時に発した言葉がいい言葉であるので、番組作りに参考にするといいと思う。

●新鮮な情報を視聴者に届けたいという制作者の意図をきちんと反映できた番組であったように思う。

●文字の字体や大きさが前半と後半で統一感がなかった。一部の文字はあまり見やすくなかった。

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