2008年2月
番組審議会だより(2008年2月)
期日
平成20年2月14日
出席委員
新井委員長 大原副委員長 佐藤委員 武富委員 富吉委員 藤井委員 宮崎委員
欠席委員
今泉委員 水上委員 横尾委員
審議番組
- 番組名称 【ココロノメブキ ~生きる力を大地から学ぶ~】
- 放送日時 2008年1月26日(土)16:00~16:55放送
議事概要
サガテレビでは、このほど第441回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
佐賀県鳥栖市、九千部山の麓にある河内地区。 豊かな自然に囲まれた環境の中に、今年で5年目を迎えた「市村自然塾九州」があります。 「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作業を中心とした自然体験活動、共同生活を通じて子どもたちの健全な育成、成長を支援するNPO法人です。小学4年生から中学2年生までの男子30人、女子30人がそれぞれ隔週で金曜日の夕方から日曜日の昼までの2泊3日、寝食を共にしながら活動しています。テレビもゲームもない自然の中で子ども達の心はどのように変化するのでしょうか。 3月から9ヶ月間の成長記録です。
委員の意見概要
- 子どものインタビューを抑えた手法の反面、ナレーターのしゃべりが多すぎた感じ
- 自然塾の申し込み先、募集はいつか、誰でも行けるのかなど、塾の背景が全く分らなかった
- 子ども達の書いた感想文を、本人に読ませたら番組が生きたと思う
- 鶏の解体シーンを見せ、“人間は命をいただいて生きている”と教えてあったが、もう少し安らかな方法がとれなかったものかと思う
- 子ども達の変化は良く伝わった。土(つち)・木(き)・水(みず)の基本的なものにどれだけ触れて喜びを感じるか、その変化が良く捉えられていた
- テレビやゲームの無い生活の子ども達を見たかった
- 四季の映像も綺麗で、インタビューではなく肉声を使ったのは良かった。 また卒業した塾生の追跡取材はこれからも続けて欲しい
- タイトルの「ココロノメブキ」は見終わってから、やっと理解できた
- 比較的良い子が多く、成長の幅をあまり感じなかった 子どもの苦手な場面も入れたら変化の対比ができた
- 「市村自然塾とは・・」をコンパクトにまとめて入れたら見る側に親切だった
- 作る側と子どもの距離が中途半端だった 河内地区全体の雰囲気をもう少し伝えてほしかった
- 食べ物のレシピや9ヶ月間の活動スケジュールを紹介すれば、塾のコンセプトが理解できたと思う
- 次回は塾に参加している子ども達の背景を含め、掘り下げた番組を期待する
- 心の内面が描ききれず、平板な作りという印象
- スタッフのやり遂げた後の喜びの表情を入れてほしかった
という意見が出ました。
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