2008年4月
番組審議会だより(2008年4月)
期日
平成20年4月10日
出席委員
新井委員長 大原副委員長 佐藤委員 武富委員 富吉委員 宮崎委員 横尾委員
欠席委員
今泉委員 水上委員 藤井委員
審議番組
- 番組名称 【歴史ロマン・よみがえった弥生のクニ~吉野ヶ里遺跡発見から二十年~】
- 放送日時 2008年2月16日(土)16:00~16:55放送
議事概要
サガテレビでは、このほど第443回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
平成元年2月23日、「邪馬台国時代のクニ、発見か?」という突然の報道で全国的に有名になった吉野ヶ里遺跡。当時、連日1万人もの人々が遺跡を見学に訪れ、悠久の歴史に想いを馳せました。あれから20年・・・。これまでに吉野ヶ里遺跡で発見された遺構・出土品は、詳しく研究が行われ、弥生時代の人々がどのように暮らしていたのか、また、社会構造や大陸との交流など、様々な事実が明らかになりました。 番組ではナビゲーターとして佐賀県出身のタレント・優木まおみさんが発掘から得られた考古学的発見や邪馬台国と吉野ヶ里遺跡の類似点、歴史公園として活用されている現在の姿を紹介します。
委員の意見概要
- 勉強になり、面白かった
- 「当時は大騒ぎだった」というコメントだけでなく、発見の裏には沢山の人達の努力があったということも踏まえたコメントがほしかった
- 優木さん(レポータ-)のコスチュームの意味が分らなかった
- 吉野ヶ里だけを捉えるのでなく、あの場所からどうして環濠集落が発展したかという視点を持たないと、本当の歴史的意味は伝わらないと思う
- 20年前の出来事が良く分った
- 吉野ヶ里の番組を作るには素材が大きすぎるので、制作者には苦労があったと思う
- 優木さん(レポーター)の説明は説得力に欠けた、壮大なロマンを語るには荷が重すぎた
- 冬場の撮影のためか、弥生を語るには寒々しい映像だった。(ニュース映像を含め)春夏秋冬メリハリのある映像がほしかった
- すぐにでも吉野ヶ里に行きたくなるような番組だった
- 世界遺産を目指す程の遺跡紹介という番組であればもっと硬派仕立てが良い、また集客目的なら、クイズなどバラエティ色を強くしたほうが良い、中途半端という印象
- ハイテク技術を使った新たな発見も、ひとつのロマンという視点の番組を今後期待したい
- 佐賀の遺産を大切にしようという思いは充分伝わった 力の入った番組
- 「知っている人ありき」から入った番組という印象、時代背景など親切な説明がほしかった
- 方向性が曖昧、踏み込んだテーマが必要。日本人の食の原点に立ち返り、掘り下げた番組を期待する
- 金関恕さんの出演はサガテレビの見識として良かった
- 吉野ヶ里の検証はこれからもサガテレビの独壇場、大切にしてほしい。
- 当時、吉野ヶ里に工業団地が作られようとした時、建設に立ちはだかった人達がいたことを少しでも入れてほしかった。
という意見がでました。
|
|
RECOMMEND