2008年11月
番組審議会だより(2008年11月)
期日
平成20年11月13日
出席委員
新井委員長 大原副委員長 今泉委員 上別府委員 佐藤委員 富吉委員 西依委員 水上委員 宮崎委員
欠席委員
0名
審議番組
- 番組名称 【時空(とき)を越えて~多久聖廟創建300年~】
- 放送日時 平成20年10月18日(土)16時~16時55分 放送
議事概要
サガテレビでは、このほど第449回番組審議会を開き上記番組の審議を行いました。
(番組内容)
佐賀県多久市にある「多久聖廟」が、今年創建300年を迎えました。江戸時代、儒教にもとづいた政治を行った藩に多く建てられた孔子廟ですが、その殆どが戦火などで消失しました。多久のように当時の姿を残しているものは珍しく、国の重要文化財に指定されています。春と秋の年2回行われている「釈菜(せきさい)」は300年の間一度も欠かすことなく続けられてきました。この聖廟を建てたのは4代多久領主・多久茂文(たくしげふみ)です。番組では豊富な資料から当時、茂文がどういう思いでこのような立派なものを建てたのか、そして300年間、多久の地に脈々と受け継がれている「敬(うやまい)の心」にせまります
委員の意見概要
- 全体として、教育を考えさせられる良質の番組だった
- カメラアングルは適格で、堂々としていたが音楽は気になるところがあった
- 東原庠舎で学んだ志田林三郎・鶴田斗南・高取伊好ら人物紹介の時使われたマンガは唐突で違和感があった
- 小学校の授業に論語を取り入れていることは知らなかった、教育現場への問題提起となった
- 江戸時代から続く300年の歴史の流れが荒かった、何故60年ぶりに 孔子への尊敬を歌った「参列生徒の唱歌」が復活したかを知りたかった
- 多久茂文の掘り下げ方が足りなかった
- 逸品コーナーは要らなかったのでは? このコーナーが入ったため、重厚な場面のトーンダウンするところがあった
- 唱歌を歌う時、論語の現代語訳を付ければ、より伝わった
- 多久市民が各自、好きな論語を持っていることに驚いた
- 唱歌を楽譜に起こすところの映像は良かった
- 逸品コーナーが息抜きになった。番組構成は良かった
- 表層的情報が多いため長く感じた、多久と他の地区との関係が描かれてなかった
- 多久市が論語だけでいいのか疑問をもった。論語に浸りきった演出だった
- 細川章さんの出演がなかったのは残念
- 多久のCMであればこの番組でよいが、深いものを期待していたので惜しかった
- 冒頭に出た「論語は誰でも一度は耳にしたことのあるフレーズ」というナレーションの“フレーズ”(英語)は適切ではなかった
- 教育の大切さはよく伝わった
- 多久の歴史と人物のアウトラインとしてはこれ位の番組でよかった
- エンディングは横尾市長でなく、市民の素朴な言葉の方がよかった
- 西村さんの知識と力量は大したものだった。番組起用は良かった
- 屋根の変遷や孔子像の出し入れなど、見逃しそうなところをきめ細かく捉えてあった
- 300年の歴史の光と影があれば、番組の意味の深みが出た
- 論語を読んでいる映像だけでは、見る側には意味が分らないので、語訳を入れるなどの工夫が欲しかった
- トータルでは満足のいく番組。楽しめた
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