2006年1月
番組審議会だより(2006年1月)
期日
平成18年1月12日
出席委員
-
審議番組
- 番組名称 「FNN九州・沖縄 スーパーニューススペシャル2005 今年はこんな年でした」
- 放送日時 平成17年12月23日(金・祝)午後2時05分~3時30分(生放送)
議事概要
サガテレビでは、このほど第420回の番組審議会を開き、上記番組について審議しました。
<番組概要>
FNN九州・沖縄の8局の報道部が共同で制作した2005年のニュース総決算スペシャル、昨年に続き2回目。「福岡西方沖地震」「集中豪雨・台風14号」「総選挙」「動物たちが・・・」「大活躍の天才たち」「へぇ~」「スポーツ」「なにッ!」「戦後60年」というキーワードで分類し当時の映像に追加取材を加え、その後を伝えたり記憶に残ったニュースを新たな切り口で紹介。沖縄の美ら海水族館、熊本の盲学校アンサンブル、長崎の佐世保バーガーなど共同制作ならではの中継をふんだんに取り入れ、各地の生の話題を紹介。佐賀からは唐津・宝当神社から年末ジャンボ宝くじの当選祈願を届け、縁起良く一年を締めくくった。 TNCのスタジオに各局代表の名物記者やカメラマンなど8人が集合、取材のウラ話などを交え、バラエティ形式の親しみやすく、顔の見えるニュース番組を目指して制作したもの。
司会はフジテレビ境鶴丸AN・テレビ西日本畑野AN ゲスト森口博子
委員の意見概要
委員からは次のような発言がありました。
- 全体的な印象は、お子様ランチか幕の内弁当みたいで詰め込み過ぎという感じ、バラエティーとしては楽しめた
- 各ニュースの取材映像はしっかりまとまっていた
- 並べられたニュースを見ると、伝わるニュースの重みが同一でない事に気付いた。
- 昨年の台風中継に続き感じたが、共同制作の番組は、緊急時とても役に立つ。各局の連携プレーがいざという時の機動力、続けてほしい。
- スタジオの現場記者やカメラマンの、臨場感あふれる取材裏話や苦労話をもっと聞きたかった
- 昨年総選挙後の自民党県連と中央とのねじれ「佐賀の乱」のニュースがぶつ切れになり残念、担当の石井記者が出演したのにコメントがなかった 残念
- コメンテーターは森口さんでなく、別の人(例えば、たかじん)がよかっった
- 元日から3日までニュース番組がない、初詣に出かける人もいるので、1時間に1回でもL字で道路情報を流したらどうか
- こどもビールは気にかかる、子供と大人の境目が微妙、大人の真似を誘うような事は疑問
- 耐震強度疑惑最中のニュース生番組なのに、全く放送されなかったのでガッカリした
- ニュースが盛りだくさんすぎてコメンテーターの言葉にメリハリがなかった、雛壇の記者の役割も発揮できず、各局の実力の見せ場がなかった
- 事件・事故の1年間の取りまとめをやるなら、その後に九州全域の取り組みとして新しい動きの胎動や、今後へのヒントをローカルから共同で発信したらどうか
- バラエティとしては1時間半飽きずに見られたが、来年はプラス心に残る工夫を期待する
- 楽しく見た、しかし後に何も残らなかったというのが率直な感想理由は映像を駆使した話題モノとしてはよく作られていたが、深みがない。現場の記者としてのコメントが軽い
- 各局が揃うと視聴者の関心事は品定め、各局の記者の実力を競わせる作り方が充分でなかった、不満が残った
- 時間帯を考えたら、バラエティ色をいれずニュースに徹し、最後のまとめで各自のベスト3を聞き、取材にいたるまでのローカル記者の苦労面など入れてもよかった、PRのチャンスにもなる
- ニュースに徹するかの判断は必要、トレンドを追うことも含め議論してほしい
などの意見がでました。
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