2019/12/23 (月) 11:51

「放射能の除去装置の購入に関して罰金が必要」などとうその電話を受けた鳥栖市の80代の女性があわせて1000万円をだまし取られました。

警察は詐欺事件として捜査しています。警察によりますと、今年10月、鳥栖市の80代の女性の自宅に、会社員を名乗る男から「あなたは放射能を除去する装置の購入に関し犯罪を犯している」「罰金1000万円払うか5年間留置される」などとうその電話がありました。信じた女性は、犯人が指定した口座に8万円振り込んだ後、宅配便で現金992万円を送りあわせて1000万円をだまし取られたということです。その後、不審に思った女性が知人に相談し被害が発覚しました。鳥栖市では先月にも同様の手口で現金600万円をだまし取られるニセ電話詐欺が発生しています。

警察は「逮捕されないために金が必要という電話はすべて詐欺」「すぐに家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。