2020/06/10 (水) 18:00

去年8月の豪雨災害の復旧・復興状況に関する県の会議が開かれ、油が流出した地域の水田で今月後半の田植えから順次営農が再開されることなどが報告されました。

県の報告によりますと、大町町の油が流出した地域の水田のほとんどで、今月後半の田植えから順次営農が再開される予定だということです。水田153地点のうち、油濃度が高かった3地点でも土壌の入れ替え作業が終わり、農地復旧作業が10日完了するとしています。
また、今月1日に行った油流出地区の水路や六角川などの水質調査で、油分は検出されなかったことから、県による監視を10日から通常体制に戻すことや、県内の被災住宅の自治体による応急修理は99．2％が完了したことなども報告されました。

報告を受け県の進政策部長は「順調に着実に復旧・復興が進んでいる」と述べました。