2021/06/04 (金) 12:40

行方不明者を発見したのは、警察犬の指導手でした。5月、行方不明となっていた70代の女性を小城市の路上で発見したとして、3日、多久市の男性に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、多久市北多久町の県警の警察犬指導手、河野忠敏さん63歳です。河野さんは5月16日、佐賀市内で行方不明になった70代の女性を、警察犬の「モカ」と午後5時ごろから2時間半ほど捜索。捜索時間内に女性を見つけることはできませんでしたが、河野さんは車で帰宅する途中に小城市の路上で女性を発見し、声をかけました。
現場で説明する河野忠敏さん：
「この先に車を停めて、ここで女性が歩いて来るのを待って声かけをした。名前を呼んだら『そうよ』という感じで言われてこちらの方に入って行かれた」

河野さんはこれまでにモカと行方不明者を発見するなどして、警察から7回表彰されていましたが、河野さん自身が行方不明者を発見したのは今回が初めてだということです。