2021/09/01 (水) 17:54

新型コロナウイルスの話題です。

子供が新型コロナに感染し自宅療養を続ける子供を看病しながら自身も濃厚接触者として仕事に行けず自宅待機を続ける女性。家庭内感染の対策と今後への不安を語りました。

自宅待機中の女性：「まだ混乱していて…次から次に問題が出てくるのでひとつずつひとつずつ解決していくしかない」
電話で不安を訴える女性Aさん。県内に住む主婦で、夫と10代の子供の3人暮らしです。

しかし、数日前に子供が発熱、新型コロナの陽性に。自身や夫は陰性でした。
子供がホテル療養をする場合保護者が同じ部屋で付き添う必要があり、Aさんは感染リスクを考え自宅療養を選択。
夫とともに濃厚接触者として自宅待機をしながら子供の看病をすることになりました。しかし、家庭内感染を防ぐため想像以上の対策を強いられているといいます。

自宅待機中の女性：「食器を洗う際はもちろん手袋やマスクを装着するがどうしても感染は避けたいので家族はみんな紙皿・紙コップ・割りばしを使ってます」
自宅待機中の女性：「子供の分（服）は熱湯をかけて洗剤を入れてしばらく置いて手洗い。後にきれいに何回もすすいで洗濯機で洗っている、別々で」

このほか、子供と部屋を隔離しているため会話は全てスマートフォン。子供がトイレや風呂などを済ませた後連絡を受けたAさんは昼夜問わず触れた所を全て消毒しています。
自宅待機中の女性：「子供1人でホテル療養できたらこんなにギスギスとした生活を送らなくてもよかったんじゃないかなと思う」
現在、親族や友人、県の支援で必要な食材などを自宅に届けてもらって生活していますが夫婦ともに仕事を休んでいるため、収入への不安も抱えています。
自宅待機中の女性：「私に関しては、ほぼゼロです。任意で入っている生命保険しか今は頼るものがない9月の支払いをどうしようと思っています」
自宅待機中の女性：「濃厚接触者・世話をしている人に対して、働きに行けないので、そこのところ（支援）はどうなのかなと思う」