2021/11/11 (木) 18:30

佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、佐賀市民の有志が県に対し、「地権者全員の同意がなく配備は事実上不可能」として、計画の撤回を防衛省に求めるよう要請しました。

佐賀市議会議員 山下明子氏：「地権者の権利を守り漁業者の分断を生まないためにも、佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画の白紙撤回を強く求めます」
県に要請したのはオスプレイ配備計画に反対する佐賀市民の有志5人です。計画をめぐっては、国が地権者を対象に行ったアンケートで、「土地を売却してもよい」が29％、「条件次第」が43％、「売却しない」が26％でした。
今回の要請では、県に対し「地権者全員の同意がなく防衛省が土地を取得することは事実上不可能になった」などとして、防衛省に計画を撤回させるよう求めています。
佐賀市民の有志は今後、九州防衛局にも同様の要請を行う方針です。