2021/12/07 (火) 11:57

世界的な原油価格の高騰を受け県は７日、対策本部会議を開き、県内の現状や今後の対応などを確認しました。

会議ではまず、県内のレギュラーガソリンの平均価格が先月は１リットルあたり１６８．９円、軽油は１４９．２円といずれも去年の同じ時期と比べて３０円以上値上がりしていることなどが報告されました。
また、産業労働部のアンケート調査によりますと、回答があった企業のうち全体の約半数が現状の経営課題として原材料や原油の価格高騰をあげたということです。
一方、原材料を契約で仕入れている事業者は少し遅れて、次の契約などのときに価格高騰の影響を受ける可能性があるとの指摘もありました。
会議を受け、対策本部長の古賀英敏県民環境部長は「長期化すれば県として現場の声を踏まえた特別な対策を打ち出す必要も出てくる」との認識を示しました。