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中学生硬式野球の国際大会日本代表に「佐賀ビクトリー」から6人選出 7月から欧米の代表と対戦【佐賀県】

2022/06/29 (水) 18:20

7月アメリカで中学生の硬式野球の国際大会が開催されます。その日本代表に、佐賀市の硬式野球チーム「佐賀ビクトリー」から6人が選ばれました。国際大会に6人を出すチームの強さの秘訣を取材しました。

佐賀市で活動する中学生の硬式野球チーム「佐賀ビクトリー」。
創部13年目、メンバーは41人です。「佐賀ビクトリー」は全国で約190チームが加盟するいわゆる「ポニーリーグ」に所属しています。

このリーグは様々な国や地域にあり、毎年夏にはアメリカのイリノイ州などでナンバーワンを決める国際大会「ワールドシリーズ」が開催。今大会、日本代表は7月下旬からアメリカやヨーロッパなどの代表チームと対戦します。
なんと代表チームの18人のうち、その3分の1の6人が佐賀ビクトリーから選ばれました。

・石橋絢人選手・右近琳太郎選手・大木蒼太選手・國武球麿選手・古賀俊乃輔選手・竹下翔太選手

【ポニー日本代表3年内野手 大木蒼太くん】
「代表選出は驚きました。ピッチャーの球も早いと思うけど、それに負けないスイングでヒットを打ちたい」

【ポニー日本代表3年外野手 石橋絢人くん】
「内野ゴロを内野安打にしたり、肩が強いキャッチャーから盗塁したり、守備では絶対捕れそうにない打球を捕ったりしたり、そういうのを見せたいです」

日本代表6人を擁する、佐賀ビクトリーがトレーニングで重点を置いているのが・・・。

【佐賀ビクトリー 古澤豊監督】
「食トレとして練習の合間ですね、5分くらいでとれる補食を用意しなさいということで」

指導するのは古澤豊監督。2022年のワールドシリーズでは、日本代表の監督を勤める古澤監督が力を入れるのが、食事によるトレーニング「食トレ」です。

【佐賀ビクトリー 古澤豊監督】
「甲子園で勝っているチームは身長引く体重が100。まず体で追いついてもらおうと。彼は身長引く体重100はクリアしている」

監督が科す、厳しい体重のノルマをクリアしているのが、エース3年生の右近琳太郎くんです。
身長173センチ、体重73キロ。最速130キロの直球が武器で代表チームでも主力投手として期待されています。

【ポニー日本代表3年投手 右近琳太郎くん】
「1年間で7、8キロ体重が増えました。体重がないと打球だったり、ボールのキレとか速さが出ないと思うんで」

右近くんの食トレは帰宅してから。
食事の準備をするのは、母親の志穂さん。この日の晩御飯はカツカレーです。

【右近くんの母 右近志穂さん】
「大体晩御飯の時は、1.5から2合くらい量って出すようにしています」

「いただきます」

米1.5合を15分ほどかけて平らげました。体重のノルマをクリアしている今も1日に3食で米4合が目安です。

「ごちそうさまでした」

【母親 右近志穂さん】
「厳しい世界だと思うので心を鬼にして。頑張れと思います」

家族のサポートもあり、日々体づくりに励む右近くん。今の目標は。

【右近琳太郎くん】
「高校に入ってから甲子園を目指して。甲子園に出たら自分がチームの主軸となってやっていけるように頑張りたい。今、自分が頑張らないと後で苦労する」

それぞれの思いを胸に、佐賀ビクトリーの選手6人が選ばれたポニーリーグ日本代表は、古澤監督のもと、7月29日のワールドシリーズ初戦でカリブ代表と対戦します。

【右近琳太郎くん】
「世界に行くとまだ対戦したことないいろいろバッターがいるので楽しみです」
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